万延二朱判
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/31 07:40 UTC 版)
万延二朱判(まんえんにしゅばん)は万延元年4月10日(1860年5月30日)より通用開始された万延二分判と同品位で1/4の量目につくられており万延二分判と伴に事実上本位貨幣的地位の主導権を握っていたといえる。万延二分判と同様、万延小判より純金量が劣る改鋳による出目獲得を目的とした貨幣である。江戸時代の金貨としては最も薄小なもので、使い勝手が悪いためか、鋳造量は伸びなかった。 通用停止は古金銀停止の明治7年(1874年)9月末であった。
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