一眼レフカメラの確立
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 19:47 UTC 版)
「一眼レフカメラ」の記事における「一眼レフカメラの確立」の解説
1890年代も終わるころになるとフォーカルプレーンシャッターの登場によって一眼レフカメラの高機能化が加速し、現代に通ずる一眼レフカメラの形式が確立してくる。 これらの一眼レフカメラは写真乾板を用いる木製箱型大型カメラでイギリス、アメリカなどで作られている。このころの代表的機種としては1898年登場の「グラフレックス」などがある。イギリスではジェームズ・F・シウのフォーカルプレーン・レフレクターが1902年に発売されて以来1904年にはマリオンのソホ・レフレックス、A・アダムスのマイネックスやヴァイデックス、ニューマン&ガーディアのスクエア・レフレックス、1908年にホートンのフォールディング・レフレックス、ソロントン・ピッカードのルビー・レフレックスと競合各社が追随した。またドイツを中心としてボディーを折畳式としたフォールディングタイプの一眼レフカメラも多く作られ、実例としてはメントール・カメラファブリーク・ゴルツ&ブロイトマンのメントール・フォールディング・レフレックス、イハゲーのパテント・クラップ・レフレックス、ツァイス・イコンのミロフレックスが挙げられる。
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