一伯公廟
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/26 03:36 UTC 版)
一伯公廟は江戸後期に建造されたもので、松平忠直(一伯)とその愛妾であったお蘭の方の墓碑を安置する霊廟である。本堂の東に位置する、桁行3.0m・梁間2.4mの入母屋造妻入桟瓦葺で、正面には軒唐破風が付されている。近世における廟所建築の好例とされる。 忠直は豊後への配流後すさんだ生活を送っていたが、お蘭の方を葬ったことが縁で浄土寺住職と親交を結び、浄土寺を菩提寺とした。境内には忠直とお蘭の方の墓石が残されており、その銘から忠直の墓は逆修墓(生前に作られた墓)であることが分かっている。
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