ヴォルムス大聖堂とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 建物・施設 > 施設 > 教会 > 大聖堂 > ヴォルムス大聖堂の意味・解説 

ボルムス‐だいせいどう〔‐ダイセイダウ〕【ボルムス大聖堂】

読み方:ぼるむすだいせいどう

Wormser Dom》⇒ウォルムス大聖堂


ヴォルムス大聖堂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/17 09:10 UTC 版)

ヴォルムス大聖堂、外観

座標: 北緯49度37分49秒 東経8度21分35秒 / 北緯49.63028度 東経8.35972度 / 49.63028; 8.35972

ヴォルムス大聖堂(ヴォルムスだいせいどう、ドイツ語: Wormser Dom)は、ドイツラインラント=プファルツ州にある都市、ヴォルムスに位置する大聖堂。街の中でも中心的な教会であり、重要な建造物である。シュパイアー大聖堂マインツ大聖堂と共に、ライン川に沿って建てられた華麗なロマネスク建築の教会の一つに位置づけられている。4つの円柱塔と2つの大きなドーム部分、端に聖歌隊席を有する巨大なそのバシリカ風の聖堂は堂々とした外観のほかに、赤い砂岩の自然色により高められた内観の印象もまた、荘厳さと質素さを持ち合わせた重要な特徴である。ウォルムス大聖堂ボルムス大聖堂とも表記する[1]

敷地の見取り図と西側の塔の下側部分のみが、1110年に神に捧げて建設された本来の建物に属する部分である。それ以外の部分は1181年までにほぼ竣工していたが、その後西側の聖歌隊席とアーチ形天井は13世紀に建てられ、精巧に作られた南側入口は14世紀に加えられた。また、中央のドームも改装されている。

古い時代に建てられた部分の飾り付けは簡素なものである。また、より入念に作られた後の時代の建物にも、優れた技術の高度な発展は見られない。装飾の一つとして、魂の救済の物語を描いた独特の彫刻が、ゴシック時代に建てられた南側の出入り口の上にある。教会部の洗礼堂には、15世紀後期に製作された石のレリーフ像が5体含まれている。

大聖堂は全長が110メートルあり、幅は27メートルあるが、建物西端の近辺に位置する翼廊を含めると、36メートル(内部寸法)ある。聖堂の身廊部分は高さが26メートルあり、円屋根の下は40メートルある。

脚注

  1. ^ デジタル大辞泉の解説”. コトバンク. 2018年2月10日閲覧。

外部リンク




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ヴォルムス大聖堂」の関連用語

ヴォルムス大聖堂のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ヴォルムス大聖堂のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのヴォルムス大聖堂 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS