ヴィルヘルム・シュミット (民族学)とは? わかりやすく解説

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ヴィルヘルム・シュミット (民族学)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/25 15:01 UTC 版)

ヴィルヘルム・シュミット
人物情報
生誕 (1868-02-16) 1868年2月16日
ドイツドルトムント
死没 1954年2月10日(1954-02-10)(85歳)
スイス フリブール
出身校 ベルリン大学ウィーン大学
学問
研究分野 民族学言語学
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ヴィルヘルム・シュミット(1868年2月16日1954年2月10日フリブール)は、ドイツ生まれの民族学者言語学者神言会修道士。オーストリアで活躍。

生涯

1868年、ドルトムントの南区ヘルデ(Hörde)に生まれる。1890年、神言会に入信し、1892年ローマ・カトリック教会司祭に任命された。ベルリン大学ウィーン大学言語学を学ぶ。最初に研究をしたのは東南アジア・オーストラリア・オセアニアにおけるオーストロアジア語族の言語であった。

ウィーン大学哲学部民族学科で教鞭をとり、留学中の岡正雄石田英一郎を指導した。

研究内容・業績

著作

著書に、原始一神教説を展開した『神観念の起源』("Der Ursprung der Gottesidee. Eine historisch-kritische und positive Studie", 1912–1955)など。

日本語訳された著作

  • ヴィルヘルム・コッパーズ共著(W. Schmidt und W. Koppers "Gesellschaft und Wirtschaft der Volker", 1924)
    • 『民族学の歴史と方法』 大野俊一譯、彰考書院、1944年
    • 『民族と文化』 大野俊一訳、河出書房新社(上・下)、1970年。改訳版

脚注

  1. ^ 『大辞林』



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