ヴァンガード1号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/26 22:40 UTC 版)
ヴァンガード1号(ID: 1958-Beta 2[1])はアメリカ合衆国が1958年に打ち上げた人工衛星。世界で4機目の衛星であり、太陽電池パネルを利用したものとしては最初の衛星である[2]。また、1964年の通信途絶まで交信が続き、2013年3月現在も軌道を維持しており、人類が宇宙に打ち上げ、軌道上に残っているものでは最古の物となっている。ヴァンガード計画の3段打ち上げロケットの能力、衛星に対する宇宙環境の影響、地球周回軌道上での効果等の試験のために設計された。また、ヴァンガード1号の軌道を解析することで、地球は完全な回転楕円体ではなく、南北で非対称な形状をしていることなども明らかになった。
- ^ “U.S. Space Objects Registry”. 2009年5月21日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2009年6月25日閲覧。
- ^ Vanguard I the World's Oldest Satellite Still in Orbit, accessed September 24, 2007 Archived 2007年9月16日, at the Wayback Machine.
- ^ http://oai.dtic.mil/oai/oai?verb=getRecord&metadataPrefix=html&identifier=AD0419878
- ^ “Vanguard 1”. NASA. 2008年3月25日閲覧。
- ^ Rosenthal, Alfred. “A record of NASA space missions since 1958”. NASA. NASA Technical Reports Server. 2011年9月24日閲覧。
- ^ 国際地球観測年科学衛星のために使われた帯域である。
- ^ “Sounds from the First Satellites”. AMSAT (2006年12月15日). 2008年3月17日閲覧。
- ^ Vanguard I celebrates 50 years in space
- ^ Vanguard Approaches Half A Century In Space, Space Ref Interactive, by Keith Cowing, November 4, 2007
- 1 ヴァンガード1号とは
- 2 ヴァンガード1号の概要
- 3 滞空記録
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