ヴァイオリン協奏曲第4番 (パガニーニ)とは? わかりやすく解説

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ヴァイオリン協奏曲第4番 (パガニーニ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 00:58 UTC 版)

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ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ短調 MS 60 は、ニコロ・パガニーニが作曲したヴァイオリン協奏曲

概要

作曲年代は不明だが、1830年2月に、パガニーニがジェノヴァの友人に宛てて書いた手紙の中に「いま完成した」と記されており、初演はおそらく1831年3月20日パリ・オペラ座で行われたと考えられている。

パガニーニの死後、楽譜は息子アキリーノのもとに保管されたが、やがて処分されてしまった。1936年にも同じことが繰り返されたが、その時、パルマのくず屋が買い取った紙束の中から、アキリーノの署名がある本作のオーケストラ譜が発見され、そのオーケストラ譜を買い取ったイタリアの蒐集家ナターレ・ガリーニがその後、北イタリアのコントラバス奏者ジョヴァンニ・ボッテジーニ1821年-1889年)の遺品の中にヴァイオリンの独奏パート譜を発見した。

その後、1954年11月7日に、アルテュール・グリュミオーの独奏ヴァイオリン、ラムルー管弦楽団フランコ・ガリーニ指揮(ナターレの息子)によって、パガニーニの死後初めて演奏された。

曲の構成

全3楽章の構成で、演奏時間は約30分程度。

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