ワンタイムパスワードのフィッシングに対する脆弱性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/04 21:22 UTC 版)
「ワンタイムパスワード」の記事における「ワンタイムパスワードのフィッシングに対する脆弱性」の解説
時刻同期式でないワンタイムパスワードはフィッシングに対して脆弱性がある。2005年後半、スウェーデン銀行の複数の顧客が自らのワンタイムパスワードをだまし取られている。しかし、時刻同期式のワンタイムパスワードも、パスワードがすばやく攻撃者に使われてしまえばフィッシングに対して脆弱性はある。このことは、2006年US銀行の顧客に対する攻撃の中で発生した事件で確認されている。 基本的に、こうしたシステムの利用者は、中間者攻撃に対する脆弱性があることを認識し、決してワンタイムパスワードを他者に漏らすべきではない。ワンタイムパスワードが時刻同期方式であるかないかは、脆弱性の程度とは基本的に無関係である。
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