ロールオーバー(操縦安定性)
クルマが横方向に転倒すること。転覆のしにくさを耐転覆性という。ロールオーバーの形態には、トリップ(縁石などへのつまずき)、ターンオーバー(限界旋回性能)、フリップオーバー(片輪乗り上げ)、クライムオーバー(傾斜乗り上げ)、バウンスオーバー(衝突跳ね返り)などがあるが、市場ではトリップが約80%を占める。トリップでは、つまずき時に横加速度が急増し転覆に至りやすい。クルマの運動性能からは、限界旋回性能によるものが重要であるが、トレッドと重心高の比(サイドプルレシオ)、ジャッキアップ特性などとともに、そのクルマのもつ最大横加速度などが強く関係する。現在、現象解析にシミュレーションの利用が積極的に検討されている分野である。
参照 最大横加速度、ジャッキアップ/ダウン、ロールオーバー限界ロールオーバーと同じ種類の言葉
ロールに関連する言葉 | ロール ロールオーバー ロールガーゼ ロールイン ロールコール |
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