ロイ・キャロルとは? わかりやすく解説

ロイ・キャロル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/24 07:57 UTC 版)

ロイ・キャロル
北アイルランド代表時(2012年)
名前
本名 ロイ・エリク・キャロル
Roy Eric Carroll
カタカナ ロイ・キャロル
ラテン文字 Roy CARROLL
基本情報
国籍 北アイルランド
生年月日 (1977-09-30) 1977年9月30日(47歳)
出身地 エニスキレン
身長 189cm
体重 80kg
選手情報
ポジション GK
利き足 右足
ユース
ファイヴマイルタウン英語版
バリナマラード
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
1995-1997 ハル 46 (0)
1997-2001 ウィガン 135 (0)
2001-2005 マンチェスター・ユナイテッド 49 (0)
2005-2007 ウェストハム 31 (0)
2007-2008 レンジャーズ 0 (0)
2008-2009 ダービー 30 (0)
2009-2011 オーデンセ 46 (0)
2011-2012 OFIクレタ 16 (0)
2012-2014 オリンピアコス 19 (0)
2014-2016 ノッツ 77 (0)
2016-2019 リンフィールド 78 (0)
2019-2020 FCマインドウェル 0 (0)
2021 ダンガノン・スウィフツ 18 (0)
2023 バリナマラード 1 (0)
代表歴
1998-1999 北アイルランド U-21 11 (0)
1997-2017 北アイルランド 45 (0)
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

ロイ・エリク・キャロルRoy Eric Carroll, 1977年9月30日 - )は、北アイルランドエニスキレン出身の元サッカー選手。元北アイルランド代表。現役時代のポジションはゴールキーパー

経歴

クラブ

1995年ハル・シティAFCでプロデビュー。1997年に当時クラブ史上最高額の移籍金35万ポンドでウィガン・アスレティックFCへ移籍。1999-2000シーズンはリーグ戦26試合無敗記録に貢献し、プロ選手の投票によるフットボールリーグ1(実質3部)のベストGKに選出された。2000-01シーズンはリーグ戦34試合中、13試合のクリーンシートを達成した。

その功績が認められ、2001年に名門・マンチェスター・ユナイテッドFCへ移籍。ユナイテッドではフランス代表でも正守護神を務めるファビアン・バルテズアメリカ代表ティム・ハワードの控えを務めた。

2004-05シーズンも控えが濃厚とみられていたが、終始ハワードが不安定なパフォーマンスを見せ、キャロルが正守護神となり、シーズン終了後にハワードを移籍へ追いやる活躍を見せた。2005年1月4日トッテナム・ホットスパーFC戦でファンブルしたボールが完全にゴールラインを割ってゴールに入ったが、そのボールをかき出しノーゴールとなった。

シーズン終了後、オランダ代表でも正GKを務めるエトヴィン・ファン・デル・サールフラムFCから加入。出場機会を求めて、2005年6月17日ウェストハム・ユナイテッドFCに加入。同時期に加入したシャカ・ヒスロップとポジションを争ったが、同時に怪我に悩まされた。また2006-07シーズンに入るとロバート・グリーンの加入により出場機会には恵まれなかった。

2007年7月7日スコットランドの名門・レンジャーズFCと1年契約。しかし、スコットランド代表アラン・マクレガーの控えに回ることになり出番を失う。

2008年に入ると、ダービー・カウンティFCの練習に参加。そして、1月24日に半年間のレンタル移籍でダービーに加わり、シーズン途中より完全移籍となった。しかしながら、チームはシーズン通してわずか1勝しかできずチャンピオンシップに降格。自身もスティーヴン・バイウォーター英語版にポジションを奪われ出場機会は次第に失われていった。

2009年8月17日デンマークオーデンセBKと3年契約を結び、完全移籍。2009-10シーズンは全盛期を取り戻す活躍を見せ、デンマークのベストGKに選出された。

2011年ギリシャOFIクレタと2年契約を結び完全移籍したものの、2012年1月27日に同国の強豪オリンピアコスFCへ移籍。

2013-14シーズン限りでギリシャを去り、バルトシュ・ビャウコフスキの後釜としてフットボールリーグ1ノッツ・カウンティFCと1年契約を締結[1]。ユナイテッド時代の同僚であったアラン・スミスと再びチームメイトとなる。ショーン・デリー英語版監督から信頼を勝ち取り、出場機会を確保[2]2014-15シーズンは代表招集による1試合を除いた全試合でゴールマウスを守り、新たに1年契約を交わした[3]

2016年5月24日、嘗て代表で共にプレーしたデイヴィッド・ヒーリーが指揮官を務めるリンフィールドFCに1年契約で移籍することが発表された[4]。その後FCマインドウェルに移った後、2021年1月にダンガノン・スウィフツFCに加入した[5]

2023年1月2日、バリナマラード・ユナイテッドFCで1試合だけ出場した後に現役を引退した[6]

代表

1997年5月21日タイ戦で代表デビュー。代表では10年間で19試合に出場したが、マイク・テイラーの陰に隠れ、結局正GKになることなく2006年に一旦は代表引退を表明した。

2012年6月2日オランダとの親善試合に招集され、6年ぶりに代表キャップを記録した。

タイトル

ウィガン
マンチェスター・ユナイテッド
オリンピアコス
リンフィールド

脚注

  1. ^ Roy Carroll: Ex-Man Utd keeper joins Notts County”. BBC Sport (2014年8月4日). 2017年1月5日閲覧。
  2. ^ Roy Carroll: Notts County to wait on goalkeeper's contract”. BBC Sport (2015年1月27日). 2017年1月5日閲覧。
  3. ^ Roy Carroll: Notts County keeper agrees new deal”. BBC Sport (2015年5月6日). 2017年1月5日閲覧。
  4. ^ Roy Carroll: Linfield sign Northern Ireland keeper”. BBC Sport (2016年5月24日). 2017年1月5日閲覧。
  5. ^ Roy Carroll: Ex-Manchester United and Northern Ireland goalkeeper returns to Irish League with Dungannon Swifts” (英語). BBC SPORT (2021年1月29日). 2021年3月25日閲覧。
  6. ^ Brown, Dan (3 January 2023). “Former Manchester United star makes return to playing football at the age of 45”. Manchester Evening News (MEN Media). https://www.manchestereveningnews.co.uk/sport/football/football-news/roy-carroll-man-united-ballinamallard-25880928 2023年4月10日閲覧。 

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