レートー、アポローンとアルテミス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/10 01:35 UTC 版)
「プラクシテレス」の記事における「レートー、アポローンとアルテミス」の解説
アルカディアのマンティネイア(Mantineia)の出土品の中に、プラクシテレスの『レートー、アポローンとアルテミス』の基部が偶然見つかった。この基部はプラクシテレス本人が作ったものではないが、助手の誰かが作ったものであることは間違いない。とはいえ、立派な出来で歴史的価値も高い。パウサニアスは『ギリシア案内記』の中でこう語っている(VIII.9.1)。「彫像を支える基部の上には、ムーサイ(ミューズ)とアウロス(笛)を吹くマルシュアスの彫像があった」。現存している3つの背板にはアポローン、マルシュアス、奴隷、そして6人のムーサイが描かれている。しかし、これらの背板を支えていた背板は失われている。
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