レントゲン機器購入
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 08:28 UTC 版)
レントゲン機器の日本への導入経緯について、『陸軍軍医学校五十年史』には以下のように記述されている(仮名を平仮名に改めた)。この出来事は1898年(明治31年)のことであった。 芳賀教官独逸留学中、独逸陸軍軍医某に就きレントゲン光線に関し攻究し、其外科学上に於ける驚異的成果を見て感ずる所あり、将来斯学に於て重要なる位置を占むべきを期し、帰朝に先立ちて之を購入し、本校研究資料として其器械装置一切を送付す。之実に本邦に於けるレントゲン装置輸入の創始にして、當時未だ東京帝国大学医科大学にすら本機の備付なく特筆に値するの事実なりとす。 — 第四篇 陸軍軍医学校時代44頁
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