リンのオキソ酸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 09:46 UTC 版)
リンのオキソ酸は慣用名を持つ。次にそれらを挙げる。 オキソ酸の名称化学式(酸化数)オキソ酸塩の名称備考ホスフィン酸(phosphinic acid) HPH2O2(+I) ホスフィン酸塩( - phosphinate) 水素原子のうち2個がリンに直接結合しているため、リンの原子価は5価。 ホスホン酸(phosphonic acid) H2PHO3(+III) ホスホン酸塩( - phosphonate) 亜リン酸の互変異性体。水素原子のうち1個がリンに直接結合しているため、リンの原子価は5価。 亜リン酸(phosphorous acid) H3PO3(+III) 亜リン酸塩( - phosphite) 詳しくは亜リン酸、三酸化二リンを参照。 リン酸(phosphoric acid) H3PO4(+V) リン酸塩( - phosphate) 詳しくはリン酸、五酸化二リンを参照。 ペルオキソ一リン酸(peroxomonophosphoric acid) H3PO5(+V) ペルオキソ一リン酸塩( - peroxomonophosphorate) 水溶液としてのみ得られ、強い酸化力がある。 ※オキソ酸塩名称の '-' にはカチオン種の名称が入る。
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