ラン藻のゲノム解読
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/10 19:59 UTC 版)
「かずさDNA研究所」の記事における「ラン藻のゲノム解読」の解説
1996年(平成8年)3月、ラン藻のゲノム(全塩基配列)の解読を発表。ゲノム解読としては世界で3番目だが、独立栄養生物(光と無機物質だけで生育する植物型生物)のゲノム解読としては、世界初の成果(米国での2種類の発表は細菌類(58万、180万塩基対)のもの)で、ラン藻は350万塩基対と過去最大。)。これにより光合成の仕組みの解析、独立栄養生物のエネルギーや代謝の仕組み、その後の植物の遺伝子解析の道を切り開くこととなった。
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