ラムスデン
ラムスデン(Ramsden、略号R)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/07 09:31 UTC 版)
「接眼レンズ」の記事における「ラムスデン(Ramsden、略号R)」の解説
片面が凸、片面が平面の同じ2枚のレンズを凸面が向かい合うように組み合わせて作った2群2枚の接眼レンズ。1783年にジェッセ・ラムスデンが発表した形式。色収差が大きいため望遠鏡には不向きである。歪曲が小さい接眼鏡であり、また焦点位置が2枚のレンズの外側にあるため十字線や目盛りを後付けすることができる。そのためファインダー、検査用拡大鏡、顕微鏡などに用いられる。単体の製品としてはほとんどみかけない。レンズの接着剤の耐熱性が悪かった時代には、太陽観測用接眼レンズとして推奨された。
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