ラフト法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/21 06:51 UTC 版)
この手法では、外植片(取り出した器官)をレンズ紙(レーヨン)のラフト(筏)の上に置き、これを時計皿の中の血清に浮かべる。レーヨンのラフトは、角にシリコーンをつけて血清上に浮遊させる。同様に、レンズ紙の浮遊性もシリコーンで処理することによって向上する。各ラフトには、通常4つ以上の外植片が配置される。ラフト法と血漿凝固法の組み合わせでは、まず外植片を適当なラフトの上に置き、次いでこれを血漿凝固上に保持する。この改変により、培地の変更が容易になり、外植片が液化血漿に沈むのを防止する。
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