ラックミエウ橋とは? わかりやすく解説

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ラックミエウ橋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/01 06:33 UTC 版)

ラックミエウ橋
基本情報
 ベトナム
所在地 ミトーチャウタイン
交差物件 メコン川
建設 2002年4月30日 - 2009年1月19日
座標 北緯10度19分58秒 東経106度20分30秒 / 北緯10.33278度 東経106.34167度 / 10.33278; 106.34167座標: 北緯10度19分58秒 東経106度20分30秒 / 北緯10.33278度 東経106.34167度 / 10.33278; 106.34167
構造諸元
形式 斜張橋
全長

8,331m(アプローチランプ含む)

2,868m(メインブリッジ)
12m
高さ 117m
最大支間長 270m
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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ラックミエウ橋(ラックミエウばし、ベトナム語: Cầu Rạch Miễu漢字: 橋𤃝廟)とは、ベトナム南部、メコンデルタに位置するティエンザン省ミトー市及び、ベンチェ省チャウタイン県とを結ぶ斜張橋形式のである。

なお、「ラックミエウ」は南部発音であり、ベトナム語の標準的な北部発音では「ザックミエウ」に近い。

概要

2002年4月30日に建設が開始され、2009年1月19日に完成、正式開通した。当初は周囲の交通量の増加もあり2007年の前半に完成し開通する予定であった。アプローチランプを含めた全長は8,331メートルあり、メインブリッジは2,868メートルある。橋の建設には1兆4000億ドンの投資がされた。

構造

メインブリッジは2つの部分からなり、その全長は2,868メートルになる。斜張橋形式の橋であり、高さ117メートルの支柱が270メートル間隔で立っている。桁下の高さは37.5メートルあり、10,000トンクラスの船舶が通行できる。橋の中央にはタイソン島がある。900メートルの長さの橋には、安定したカンチレバー法によるプレストレスト・コンクリート構造の高さ7メートルの鉄筋コンクリートの梁が90メートル間隔で置かれている。プレストコンクリートを通した桁橋は40メートルの各径間の補強の役目を果たしている。ランプ部分は5,463メートルになり、2つのメインブリッジはティエンザンとタイソンの2つのメコン川支流を横切っている。橋梁の荷重は30トン

通行料金

通行1回当たりの料金は以下の8種類。バイクは料金を徴収しない。

  • 重量18トン以上のトラック・40フィートコンテナ車:14万ドン(約760円)
  • 重量10トン以上18トン未満のトラック・20フィートコンテナ車:9万ドン(約490円)
  • 定員7人未満の自動車・重量1トン未満のトラック・公共バス:1万5000ドン(約80円)
  • 定員7人以上12人未満の自動車・重量1トン以上2トン未満のトラック:2万7000ドン(約150円)
  • 定員12人以上31人未満の自動車・重量2トン以上4トン未満のトラック:4万ドン(約220円)
  • 重量4トン以上7トン未満のトラック:5万ドン(約270円)
  • 定員31人以上のバス・重量7トン以上10トン未満のトラック:6万ドン(約330円)
  • 三輪自動車・農耕車・けん引車:1万ドン(約50円)

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