ユーエフティーとは? わかりやすく解説

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ユー‐エフ‐ティー【UFT】


テガフール・ウラシル

(ユーエフティー から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/20 08:31 UTC 版)

UFT

テガフール・ウラシル(Tegafur/Uracil)とは、テガフールウラシルの合剤であり、多くの癌の治療に用いられる抗悪性腫瘍剤の一種である。商品名ユーエフティー(UFT)。

効能・効果

頭頚部癌、胃癌結腸・直腸癌肝臓癌胆嚢胆管癌膵臓癌肺癌乳癌膀胱癌前立腺癌子宮頚癌

副作用

骨髄抑制、溶血制貧血等の血液障害、肝障害脱水症状腸炎、白質脳症等の精神神経障害、狭心症心筋梗塞等の心障害、急性腎不全ネフローゼ症候群嗅覚脱失、間質性肺炎、急性膵炎口内炎消化管潰瘍・出血、スティーブンス・ジョンソン症候群ライエル症候群など。

作用機序

  • テガフール
    • 体内で代謝され、5-FUになる。これがDNAの合成阻害、RNAの機能障害を引き起こす。
  • ウラシル
    • 体内での5-FUの分解を妨げ、5-FUの濃度を高く維持する。

参考文献

  • 「ユーエフティTM」添付文書・第11版(大鵬薬品




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