ヤミ米販売
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 11:43 UTC 版)
当時、家電の激安販売で知られた家電量販店「城南電機」の社長であった宮路年雄が「日本人は日本の米を食いたいんじゃ」と、あきたこまちのヤミ米29トンを秋田県南秋田郡大潟村で買い付け、5キロ6,000円以上で買い付けたあきたこまちを半額以下という原価割れの激安価格で売り出し、東京都杉並区の城南電機西永福店には長蛇の列ができるなど、狂乱的状況が発生した。 マスコミは城南電機によるヤミ米販売を大々的に取り扱い、城南電機を運営する信光電機は食糧庁から行政指導を受けたが、本件で宮路はテレビ出演等が増加した。
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