モスクストラウメン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 23:52 UTC 版)
モスクストラウメンはノルウェー沿岸のロフォーテン諸島沖で発生する渦潮のことである。潮の速さは32 km/h (20 mph)であり、世界で2番目に強い渦潮である。 この渦潮は、モスケネス島とロフォトデン(Lofotodden)間の海峡で合流する海流が合わさることによって形成される。 エドガー・アラン・ポーやジュール・ヴェルヌは自身の作品にて、モスクストラウメンを海底に達する巨大な渦として描いているが、実際の対流の速さは5 m/sから6 m/sであると言われている。ポーは自身の短編小説『メエルシュトレエムに呑まれて』にてこの現象を記しており、英語の「Maelstrom」はこの小説で初めて用いられた。
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