モア (掃海艇)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/02 15:46 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動モア (HMNZS Moa) はニュージーランド海軍の艦艇。バード級掃海艇の一隻。ニュージーランドに生息していた鳥モアの名が付けられたニュージーランド海軍艦艇2隻のうちの1隻目である[1][2]。
艦歴
スコットランド、リースのヘンリー・ロブ社で建造。1940年3月22日起工[3]。1941年8月12日就役。
1943年1月29日、「モア」と同型艦「キーウィ」はガダルカナル島カミンボ岬付近で日本の「伊号第一潜水艦(伊1)」に対して爆雷攻撃を行い、浮上した「伊1」へ「キーウィ」が体当たりを行う。さらに、2隻からの砲撃を受けた「伊1」は座礁、放棄されその後沈没した。
1943年2月、「モア」はクリーンスレート作戦(ラッセル諸島占領)に参加。しかし、上陸の10日前に日本軍は同地から撤収していた[4]。
1943年4月7日、ツラギで燃料補給船「アースキン・M・フェルプス」から給油を受けていたところ、日本軍による空襲にあう[5][6]。「モア」は500ポンド爆弾1発の直撃と、2発の至近弾を受け(または「アースキン・M・フェルプス」を狙った爆弾2発が命中して[7])、4分ほどで沈没した[8]。死者は5名であった[7]。
脚注
- ^ “Royal NZ Navy's Bird-class ships, Page 1 ? Introduction”. New Zealand History. History Group of the New Zealand Ministry for Culture and Heritage. 2015年4月28日閲覧。
- ^ New Zealand army, National Security and Defense Policy Handbook. Washington, DC: International Business Publications. (2004). p. 103. ISBN 9780739754054 2015年4月28日閲覧。.
- ^ Waters, Sydney David (1956). “12”. The Royal New Zealand Navy. Wellington, New Zealand: War History Branch, Department of Internal Affairs. p. 168 2015年4月28日閲覧。.
- ^ “HMNZS Moa and Operation CLEANSLATE”. National Museum of the Royal New Zealand Navy. 2015年1月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年4月28日閲覧。
- ^ Crenshaw, Jr., Russell Sydnor (2009). South Pacific Destroyer : the Battle for the Solomons from Savo Island to Vella Gulf (1st Naval Institute Press pbk. ed.). Annapolis, MD: Naval Institute Press. p. 99. ISBN 1591141435.
- ^ “HMNZS Moa Dive Site”. 2015年4月28日閲覧。
- ^ a b History of United States Navak Operations in World War II Volume6, p.122
- ^ “WWII: Vice Admiral Sir Peter Phipps KBE DSC VRD”. Royal New Zealand Navy. 2015年4月28日閲覧。
参考文献
- Samuel Eliot Morison, History of United States Navak Operations in World War II Volume6: Breaking the Bismarcks Barrier 22 July 1942 - 1 May 1944, Naval Institute Press, 2010, ISBN 978-1-59114-552-3
外部リンク
- Royal NZ Navy's Bird-class ships New Zealand Ministry for Culture and Heritage. Updated 20 December 2012.
- Reminiscences RNZN Communications Association.
- Wreck of HMNZS Moa (T233) Retrieved 14 September 2014.
「モア (掃海艇)」の例文・使い方・用例・文例
- 彼には実にさりげないユーモアのセンスがある
- いたるところでユーモアが光る芝居
- あなたはユーモアに関していい感覚をしている
- この話はユーモアたっぷりだ
- 彼にはユーモアのセンスがある
- ユーモアのセンスがまるでない
- ユーモア作家
- 私のことばはユーモアのつもりだった
- 彼はボルティモアで列車に無賃乗車しオハイオに入って降りた
- 私はいつもユーモアの感覚を失わないように努めている
- ユーモアは彼らの国民的特徴だ
- スコットランド固有のユーモア
- 彼の話にはユーモアのかけらもない
- そのエッセイは機知とユーモアに富んでいる
- 私たちはユーモアの大切さをもっとよく知るべきだ
- 彼の話はウイットとユーモアにあふれていた
- ユーモアのある女性
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- この本は、それぞれにテーマを持つ、いくつかのセクションに分かれており、読みやすく有益で、Kate Herseyという人物の特徴である、影響力のある表現力とユーモアにあふれている。
- ユーモアがある。
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