メジャーリーグ志望を隠れ蓑にした特定球団以外からの指名回避懸念
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 23:17 UTC 版)
「プロ野球ドラフト会議」の記事における「メジャーリーグ志望を隠れ蓑にした特定球団以外からの指名回避懸念」の解説
プロ野球志望届を提出したプロ野球ドラフト会議で指名可能な選手であっても、メジャーリーグでのプレー志望を表明した場合は、選手の意思を尊重して指名が見送られる場合がある。しかし、これを逆手に取ってある球団がどうしても獲得したい選手がある場合に、当該選手にメジャーリーグ志望を表明させて、他球団からの指名を回避させる方法を「抜け道」として利用する懸念があり、当該ケースを想定したルール整備を行うべきとする意見がある。 具体的事例として、2012年のドラフトにおける大谷翔平の日ハム入団が知られている。大谷はドラフト会議の4日前に開いた記者会見で、メジャーリーグに挑戦する旨の決意表明を行った。そのためNPBの各球団は大谷の指名を見送ったが、日ハムが指名を強行、単独で交渉権を獲得した。結果的に日ハムの一本釣りとなり、物議を醸すこととなった。
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