ムアンチャイ・キティカセムとは? わかりやすく解説

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ムアンチャイ・キティカセム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/12 19:16 UTC 版)

ムアンチャイ・キティカセム
基本情報
本名 Natawut Jantaweemol
通称 J-Okay
階級 フライ級
国籍 タイ
誕生日 (1968-11-11) 1968年11月11日(54歳)
出身地 チャイナート県
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 29
勝ち 25
KO勝ち 17
敗け 4
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ムアンチャイ・キティカセム: Muangchai Kittikasem1968年11月11日 - )は、タイの元プロボクサーチャイナート県出身。IBF世界ライトフライ級王者。WBC世界フライ級王者。世界2階級制覇王者。

来歴

ムエタイ選手としてキャリアを積み、1988年6月10日、プロデビュー。

1989年5月2日、7戦目で世界初挑戦。IBF世界ライトフライ級王者タシー・マカロス(フィリピン)に挑み、12回判定勝ち。無敗の世界王者に輝いた。以後、3度の防衛に成功。

1990年7月29日、アリゾナ州フェニックスマイケル・カルバハルと対戦し、7回14秒TKO負けを喫し4度目の防衛に失敗、王座から陥落した[1]

1991年2月15日、WBC世界フライ級王者ソット・チタラダと対戦し、6回TKO勝ちを収め2階級制覇に成功した[2]

1991年5月18日、元WBC世界ライトフライ級王者の張正九韓国)と対戦し、12回2分36秒TKO勝ちを収め2度目の防衛に成功した[1]

1992年2月28日、3度目の防衛戦でチタラダと再戦し、9回TKO勝ち[1]

1992年6月23日、両国国技館ユーリ海老原(協栄)と対戦。8回2分59秒KO負けを喫し4度目の防衛に失敗、王座から陥落した。なお、この試合はJBC等の主催する年間表彰において年間最高試合賞に選ばれている[1]

1993年3月20日、雪辱・王座返り咲きを懸け、ロッブリーでユーリと再戦するも、9回1分44秒TKO負けを喫し王座返り咲きに失敗した[1]。前年に引き続き、この試合もJBC年間最高試合賞に選ばれた。この試合では第7ラウンドにムアンチャイがダウンし、その後もユーリが攻勢をかけている時に終了ゴングが30秒も早く鳴らされるなどムアンチャイ側に有利な工作があった[3]

その後、1994年は1試合も行わず。1995年は2試合、1996年は1試合を行ったが、以降は再び長期間試合から遠ざかる。

1999年2月22日、2年9か月ぶりの試合で仲里繁と対戦し、4回終了時に棄権した為TKO負けを喫し引退した[1]

獲得タイトル

脚注

  1. ^ a b c d e f “I FACED: MUANGCHAI KITTIKASEM”. RingTV. https://www.ringtv.com/531555-best-faced-muangchai-kittikasem/ 2018年3月21日閲覧。 
  2. ^ Muangchai Kittikasem - Lineal Flyweight Champion”. The Cyber Boxing Zone Encyclopedia. 2023年4月12日閲覧。
  3. ^ ボクシングマガジン299 1993年05月号 ユーリ敵地でTKO防衛

関連項目

外部リンク

前王者
タシー・マカロス
IBF世界ライトフライ級王者

1989年5月2日 - 1990年7月29日

次王者
マイケル・カルバハル
前王者
ソット・チタラダ
WBC世界フライ級王者

1991年2月15日 - 1992年6月23日

次王者
ユーリ海老原




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