ミニ競馬場構想
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/25 19:28 UTC 版)
新たな競馬場は黒字化が絶対条件と考えた新高崎競馬応援団は、1日5レースで年間54日間開催するミニ競馬場構想を計画した。一日の競馬場の入場者は300人程度だが、馬券はインターネットや都心の場外施設でも販売する。この計画に拠れば年間の運営費は約6億円。馬券の売り上げで不足する分は、境町トレーニングセンター内の厩舎(500頭)を貸し馬房にして収入を得ようとしていた。つまり、育成施設と競馬場を併存させ、育成で得た利益を賞金に回そうというアイディアだった。この他、ネーミングライツの販売や日本中央競馬会(JRA)からの助成金も収入として試算されていた。新高崎競馬応援団はこのための運営会社を起業しようとしたが、登記直前、内部事情により断念した。ミニ競馬場構想に関しては、計画の見通しが甘いのではという批判も大きかった。
※この「ミニ競馬場構想」の解説は、「新高崎競馬応援団」の解説の一部です。
「ミニ競馬場構想」を含む「新高崎競馬応援団」の記事については、「新高崎競馬応援団」の概要を参照ください。
- ミニ競馬場構想のページへのリンク