ミドルロード電源
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/12 16:00 UTC 版)
ベースロード電源に次いで限界費用の低い発電設備をミドルロード電源(ミドル電源)という。需要電力の比較的小さい季節は、1日のうちの需要電力の変動に合わせてミドルロード電源の出力を加減することにより、需要に対して供給を時々刻々、バランスさせている。したがって、ミドルロード電源は、定格出力(全負荷)より小さい部分負荷で運転される時間が長い。このため、設備利用率がベースロード電源より低くなる。 ミドルロード電源としては、LNG火力がある。石油火力がミドルロード電源に位置付けられることもあるが、日本では過去の話になりつつある。
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