ミシェル・ランベールとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 人名 > 音楽家 > 作曲家 > フランスの作曲家 > ミシェル・ランベールの意味・解説 

ミシェル・ランベール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/03/20 06:48 UTC 版)

ミシェル・ランベール

ミシェル・ランベール(Michel Lambert, 1610年、シャンピニー=スュル=ヴゥード(Champigny-sur-Veude)生 - 1696年6月29日パリ没)は、フランスの歌手テオルボ奏者、作曲家エール・ド・クールの作曲家として知られている。

子供の頃、ルイ13世の弟オルレアン公ガストン(1608年-1660年)の目に留まり、その聖歌隊で音楽教育を受ける。1636年以降、声楽教師として広く知られるようになった。1641年に歌手のガブリエル・デュピュイ(Gabrielle Dupuy)と結婚、後にその娘はジャン=バティスト・リュリの妻となった。1651年ルイ14世の宮廷で行われたバレに、踊り手として登場している。1656年以降、作曲家としての名声を確立し、多くの作品が出版された。1661年に婿にあたるリュリが音楽監督を務める王の宮廷音楽隊の音楽長となり、死ぬまでこの職を務めた。

作品

多くのエール・ド・クールが出版されたが、現存が確認されているものは多くない。以下が確認されている出版譜である。

  • Airs du sieur Lambert (パリ、1658年
  • Les airs de Monsieur Lambert, 19 airs avec doubles (パリ、1660年
  • Pièces en trio pour les violons, flûtes ou hautboisアムステルダム1710年

また歌曲集(1692年ごろ)とルソン・ド・テネブル集2巻(1662年から1663年にかけて、および1689年)が手書き譜として残されている他、ジャン=バティスト・リュリBallet de la naissance de VénusLes Amours Déguisezなどの作品中に、ランベールの曲であるという注意書きが見られる曲がある。

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ミシェル・ランベール」の関連用語

ミシェル・ランベールのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ミシェル・ランベールのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのミシェル・ランベール (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS