ピエール・ド・マンシクール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/06/02 09:41 UTC 版)
クラシック音楽 |
---|
![]() |
作曲家 |
ア-カ-サ-タ-ナ ハ-マ-ヤ-ラ-ワ |
音楽史 |
古代 - 中世 ルネサンス - バロック 古典派 - ロマン派 近代 - 現代 |
楽器 |
鍵盤楽器 - 弦楽器 木管楽器 - 金管楽器 打楽器 - 声楽 |
一覧 |
作曲家 - 曲名 交響曲 - ピアノ協奏曲 ピアノソナタ ヴァイオリン協奏曲 ヴァイオリンソナタ チェロ協奏曲 弦楽四重奏曲 - オペラ 指揮者 - 演奏家 オーケストラ - 室内楽団 |
音楽理論/用語 |
音楽理論 - 演奏記号 |
演奏形態 |
器楽 - 声楽 宗教音楽 |
イベント |
音楽祭 |
メタ |
ポータル - プロジェクト カテゴリ |
ピエール・ド・マンシクール(Pierre de Manchicourt, 1510年頃 ベテュヌ – 1564年10月5日 マドリード)は、16世紀盛期ルネサンス音楽の作曲家。フランドル楽派の模範的作曲家の一人であり、ヨーロッパ北部の至芸を学び、他の地域を訪れて創作活動と演奏活動によってその様式の普及を支えた。
幼少期についてはほとんど知られていないが、1525年にアラスの聖歌隊に所属している。その後アラスやトゥール、トゥルネーにて立て続けに職を得た後、スペイン王国に渡ってフェリペ2世の宮廷礼拝堂でフランドル人聖歌隊員の監督を務めた。
16世紀初頭の他の多くの作曲家に同じく、マンシクールはもっぱらミサ曲やモテット、シャンソンを作曲した。とりわけモテットは重要である。16世紀前半におけるモテット発展を別々の3つの時期に描き出しているからで、このような例はなかなか一人の作曲家に見出せるものではない。最初期のモテットは、ヨハネス・オケゲムに影響されているが、中期作品ではジョスカンの模倣様式に従っている。後期作品になると作風に磨きがかかり、彫琢された旋律線や濃密な通模倣様式はニコラ・ゴンベールを連想させる。
固有名詞の分類
フランスの作曲家 |
ルイーズ・ファランク アルトゥール・ルリエー ピエール・ド・マンシクール ミシェル・ランベール テオドール・デュボワ |
ルネサンスの作曲家 |
ヤコブス・ガルス ロドヴィコ・ヴィアダーナ ピエール・ド・マンシクール アルフォンソ・フェッラボスコ1世 シジズモンド・ディンディア |
ルネサンス音楽の作曲家 |
トマス・ルイス・デ・ビクトリア ヤコブス・ガルス ピエール・ド・マンシクール アルフォンソ・フェッラボスコ1世 リオネル・パワー |
スペインの作曲家 |
アントニオ・デ・カベソン トマス・ルイス・デ・ビクトリア ピエール・ド・マンシクール ホアキン・ニン=クルメル ガエターノ・ブルネッティ |
16世紀の音楽家 |
トマス・ルイス・デ・ビクトリア ヤコブス・ガルス ピエール・ド・マンシクール ジャック・アルカデルト ルイス・デ・ミラン |
ベルギーの作曲家 |
ガスパル・ファン・ヴェールベケ アドルフ・ビアラン ピエール・ド・マンシクール マリヌス・デ・ヨング ディルク・ブロッセ |
- ピエール・ド・マンシクールのページへのリンク