マロニエ新宿号・東京号の開設
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「マロニエ新宿号」の記事における「マロニエ新宿号・東京号の開設」の解説
JRバス関東は、支店毎の独立採算性を重視しており、宇都宮支店においても東京発の高速バス路線の一部を担当していた。このため営業便による東京支店までの乗務員送り込みにより効率化を図る目的で「マロニエ新宿号」の開設に至った。また、当時の共同運行会社である関東自動車は、宇都宮 - 新宿副都心間において新幹線より安価で乗り換え無く快適に移動できる交通手段を選択する利用者の利用を想定し、「マロニエ新宿号」の開設に至った。 当初は関東自動車の期待どおり時間より安価・快適を重視する利用者により一定の利用率を有していたが、時間・価格・快適性のすべての面でこれに優る湘南新宿ラインの開業(2001年12月)により競合関係となり、平日割引運賃設定や下り便のみ東京駅経由への変更、便数削減や一部下り便の東京駅始発への区間短縮(その後の「マロニエ東京号」)など、利用率促進策を講じるが功を奏しなかった。
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