マルティナ・トライドスとは? わかりやすく解説

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マルティナ・トライドス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/19 21:08 UTC 版)

獲得メダル

マルティナ・トライドス
ドイツ
柔道
オリンピック
2020 東京 混合団体
世界選手権
2019 東京 63kg級
世界団体
2014 チェリャビンスク 63kg級
ワールドマスターズ
2015 ラバト 63kg級
ヨーロッパ競技大会
2015 バクー 63kg級

マルティナ・トライドス(Martyna Trajdos 1989年4月5日- )はドイツ柔道選手。ポーランドベウハトゥフ出身。階級は63kg級。身長171cm[1][2][3][4]

人物

生後間もなく親族の住むドイツのハンブルクへ移った。小さい時に股関節形成不全と診断されるも、12歳の時に柔道を始めた。なお、ドイツとポーランド両方の市民権を有している。できればポーランド代表で国際大会への出場を望む気持ちもあったが、結果としてドイツ代表になることを選択した[4][5][6]。2010年から2年連続してU23ヨーロッパ選手権大会63kg級で3位となった。2013年の世界選手権では7位だった。2014年の世界選手権も7位だったものの、世界団体では3位となった。2015年には世界ランキング上位選手で争われるワールドマスターズで3位になった[2]ヨーロッパ選手権を兼ねたヨーロッパ競技大会では、準決勝で世界チャンピオンであるフランスのクラリス・アグベニューを指導1で破ると、決勝では世界3位であるスロベニアのティナ・トルステニャクを技ありで破って優勝を果たした[2][7][8]世界選手権では初戦で敗れたが、世界団体では3位になった[9]グランドスラム・東京では決勝でトルステニャクに一本勝ちして優勝を飾った[10]。なお、同じFlam91クラブに所属するフランスのロイク・コルバルとは恋人関係にある[11][12]。2016年のリオデジャネイロオリンピックでは初戦で敗れた[1][3]。2017年の世界選手権と2018年の世界選手権ではともに5位で終わった[3]。2019年に東京で開催された世界選手権では準々決勝で敗れるも、その後の敗者復活戦を勝ち上がって3位になった[13]。2021年7月に日本武道館で開催された東京オリンピックでは初戦で敗れた。なお、試合前にコーチが、トライドスの両頬を平手打ちして試合に送り出した。この行為に対してIJFは、「柔道は教育的なスポーツであり、このような行動は容認できない」と声明を出すとともに、コーチに厳重注意を与えた[14][15][16]。一方でトライドス本人は、「試合前に私が選んだ儀式で自分が頼んだこと。コーチは私に気合を入れるためにやってくれた」と語った[17]混合団体では3位になった[18]。2022年12月には現役引退を表明した[19]

主な戦績

(出典[3]、JudoInside.com)

脚注

外部リンク




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