マリア像の位置:室内
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 06:28 UTC 版)
マリア像がどこにあるか、位置、場所、文脈によってマリア像の意味は変化する。文脈(コンテクスト)とは単独作品ではなく連作のなかのマリア像などの場合で、どの部分に描かれているかによって図像の解釈が違う。ロザリオの連作は分類60で紹介、ビザンティン、東方正教会には「アカシスト讃歌」という連作があり、受胎告知の祝日に向けてのもので、西欧のマリア讃歌の成立にも大きな影響を与えた。またイタリアのマリア巡礼地に因んだ名称「ロレトの連祷」はマリアの名称、象徴を50以上挙げ、単独像としても連作としても大変豊富な内容。同じ「受胎告知」の図像でもロザリオの連作の一部であるか、アカシスト讃歌の一部であるかにより細部の解釈に違いが生じる。
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