マラボンとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > マラボンの意味・解説 

マラボン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/14 16:42 UTC 版)

マラボン
高度都市化市
City of Malabon
マラボン市役所
マラボンのマニラ首都圏内の位置
マラボン
マラボンのフィリピン内の位置
マラボン
マラボン (ルソン島)
マラボン
マラボン (マニラ首都圏)
座標:北緯14度40分 東経120度58分 / 北緯14.667度 東経120.967度 / 14.667; 120.967
フィリピン
地方 マニラ首都圏
地区 マラボン市単独地区
市制 2001年4月21日
バランガイ 21
政府
 • 市長 Antolin A. Oreta III (LP)
 • 副市長 Jeannie Sandoval (UNA/PMP)
 • 評議員
面積
 • 合計 15.714 km2
人口
(2010年)[1]
 • 合計 353,337人
 • 密度 17,881人/km2
ZIP code
1470 - 1480
Dialing code +63 (0)02
ウェブサイト malabon.gov.ph

マラボン (フィリピノ語: Lungsod ng Malabon) は、フィリピンマニラ首都圏の都市である。2010年の人口は約35.3万人[1]

マニラの真北に位置する居住と産業の市で、人口密度は首都圏で最も高い市の1つである。面積は15.714km2である。マラボンは、カローカンナヴォタスヴァレンズエラと共にマニラ首都圏のCAMANAVA地区を成す。カローカンと南~東で、ナヴォタスと西で、ヴァレンズエラと北で接する。北西はブラカン州オバンドである。

歴史

「マラボン」という名称は、伝説では「マラミン・ラボン」(多くの)から来ている。元々は「タンボボン」と呼ばれていた。

1599年5月21日、Augustinian friarsが発見した。

1627年 - 1688年、トンド州の司法に従っていた。

1851年、ラ・プリンセサ・タバカレラが設立された。スペイン王が所有するフィリピン煙草会社の傘下だった。

1878年、マラボン砂糖会社が設立された。フィリピンで製糖する先駆けだった。これによりマラボンは経済的に重要な町になった。

1882年、ラ・インデペンデンシア新聞がマラボンで初めて印刷された。 [2][3]

1901年6月11日、マラボンは新設されたリサール州に組み込まれ正式に自治体になった。 [4] その後マラボンはナヴォタスと合併した。 [5]

1906年1月16日、ナヴォタスから分離した。初代市長はVicente Villongcoだった。

1975年11月7日、マニラ首都圏に編入された。

2001年4月21日、市に昇格した。

前市長で2012年に職務中に亡くなったティト・オレタの時代に、11階建のマラボン市役所や、オレタ・スポーツ複合施設等の重要な近代建築が建設された。 [6]

地理

マラボンはフィリピンで最も人口密度が高い都市の1つである。標高の低い平地が多く、よく洪水が起きる。特に高潮や豪雨、川やダムの決壊の際に顕著である。CAMANAVAの4都市はトゥラハン川等で相互接続されている。この地区では川を船が通り、川釣りが主要産業だった。広く深い川程水質は良く、多くの種類の魚が獲れた。米や野菜は川岸で栽培された。しかし、農地は工場に変わり、何千人もが無断居住するようになってしまった。近年洪水が回数・規模の両面で深刻化している。川岸に住む住民が最も被害を受ける。川は浅く狭くなり、水の許容量は減少した。雨の回数も増え、洪水は川岸を越え人口密集地まで襲うようになった。 [7]

交通

北ルソン高速道路英語版が通過する。

フィリピン国鉄ガバナー・パスカル駅は現在の通勤列車の北端駅になっている。

宗教

姉妹都市

脚注

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「マラボン」の関連用語

マラボンのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



マラボンのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのマラボン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS