マニック・ピクシー・ドリーム・ボーイ
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「マニック・ピクシー・ドリーム・ガール」の記事における「マニック・ピクシー・ドリーム・ボーイ」の解説
このトロープの男性版であるマニック・ピクシー・ドリーム・ボーイやマニック・ピクシー・ドリーム・ガイについての議論も存在する。2014年にマット・パッチズが『ヴァルチャー』に書いた記事でが、『きっと、星のせいじゃない。』 (2014)のオーガスタス・ウォーターズがこう呼ばれ、「彼はバッドボーイで、スウィートハートで、馬鹿なジョックで、オタクで、哲学者で、詩人で、犠牲者で、サバイバーで、みんなが人生でなりたいもの全てで、我々が実際に人生の中で持てるものについての誤った考えすべてを示している 」と描写された。 マニック・ピクシー・ドリーム・ボーイのトロープは、『パークス・アンド・レクリエーション』や『30 ROCK/サーティー・ロック』でも指摘されている。こうした番組の女性主人公は、2012年の『グラントランド』の記事によると、「辛抱強く妻の頑固と癇癪を封じ、一方でクセの強いところを評価して、できるかぎり最高の自分になれるよう助けてくれる」男と結婚している(『パークス・アンド・レクリエーション』のレズリーはアダム・スコット演じるベン・ワイアットと、『30 ROCK』のリズはジェームズ・マースデン演じるクリス・クロスと結婚している)。 『ピッチ・パーフェクト』 (2012)でスカイラー・アスティンが演じたジェシーはマニック・ピクシー・ドリーム・ボーイのトロープを体現していると言われている。アナ・ケンドリック演じる非常にシリアスなキャラクターであるベッカをなだめて憂鬱から回復させ、人生を完全に受け入れられるようにする役割を果たすためにいるように見える。自身の物語を持っておらず、この映画においては人生の主要な目標も持っていない。
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