マツマエハヤザキと松前系のサクラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/17 07:57 UTC 版)
「マツマエハヤザキ」の記事における「マツマエハヤザキと松前系のサクラ」の解説
昭和20年代に松前町に教員として赴任してきた浅利政俊はサクラの研究を開始し、マツマエハヤザキを交配するなどして、現在までにベニユタカなど100以上の栽培品種を作出してきた。松前公園は日本さくら名所100選のひとつであり、松前の代表的な品種のマツマエハヤザキを含めて250種1万本のサクラが植栽されており、このうち半分近くの品種を浅利が作出してきたことになる。浅利が作出した松前系のサクラ53本は、1980年に日本花の会によりイギリスの王立植物園のキューガーデンに植栽された他、王立ウィンザー大公園にも植栽され56品種の松前系のサクラが活着している。このうちベニユタカとウンリュウインベニヤエなど19品種がガーデン・メリット賞に選出されている。
※この「マツマエハヤザキと松前系のサクラ」の解説は、「マツマエハヤザキ」の解説の一部です。
「マツマエハヤザキと松前系のサクラ」を含む「マツマエハヤザキ」の記事については、「マツマエハヤザキ」の概要を参照ください。
- マツマエハヤザキと松前系のサクラのページへのリンク