マシュー・クラウチャー(英語版)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/22 03:31 UTC 版)
「ジョージ・クロス」の記事における「マシュー・クラウチャー(英語版)」の解説
イギリス海兵隊上等兵。2008年、アフガニスタンでタリバン掃討作戦を行っていたクラウチャーは、タリバンが地雷として設置していた手榴弾の罠線を踏み、その安全ピンを抜いてしまった。クラウチャーはすぐさま足を抱えた状態で背負った背嚢側から手榴弾に覆いかぶさり友軍を巻き込まないようにした。手榴弾が起爆すると背嚢は引き裂かれ、自身も吹き飛ばされたが、着用していた背嚢とボディアーマー、戦闘用ヘルメットのおかげで奇跡的に鼻血、外傷性鼓膜穿孔、見当識失調等の軽症であった。友軍の兵士は一部は隠れるか伏せたものの、多くは対応できずに立ちつくしていたため、おそらくこの方法を取らなければ被害が拡大していたと見られている。衛生兵はクラウチャーに後送を勧めたが、本人はそれを拒否し戦闘を継続した。その功によりジョージ・クロスを授与された。
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