ポー・デルタ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/25 17:00 UTC 版)
ポー川のデルタ地帯は、1988年に制定された法律に基づいて、ポー川デルタ公園に指定され、環境保護活動が展開されている。この法律の効力は、フェラーラ県とラヴェンナ県及びこの両県に属するデルタ地帯の9つのコムーネであるコマッキオ、アルジェンタ、オステッラート、ゴーロ、メゾーラ、コディゴーロ、ラヴェンナ、アルフォンシーネ、チェルヴィアに及ぶ。 1999年には、ポー川デルタ公園の区画を中心に、「フェラーラ:ルネサンス期の市街とポー川デルタ地帯」として、UNESCOの世界遺産に拡張登録された。 ポー川デルタ地帯は、5万3653ヘクタールの公園内に、湿地帯、森林、海辺の砂丘地帯、天然の塩田があり、1000から1100種類の植物と374種類の脊椎動物(内300種以上は鳥類)が生息する生物多様性が展開する。
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