ポール・ハンフリーとは? わかりやすく解説

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ポール・ハンフリー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/08 17:23 UTC 版)

ポール・ハンフリー
Paul Humphrey
出生名 Paul Nelson Humphrey
生誕 (1935-10-12) 1935年10月12日
出身地 アメリカ合衆国 ミシガン州デトロイト
死没 (2014-01-31) 2014年1月31日(78歳没)
ジャンル R&Bクロスオーバージャズ
職業 ミュージシャン
担当楽器 ドラム
活動期間 1950年代 - 2014年

ポール・ハンフリーPaul Humphrey1935年10月12日2014年1月31日)は、アメリカのドラマー[1]

経歴

ハンフリーは8歳でドラムの演奏を始め、地元デトロイトでレッスンを始める。アメリカ海軍除隊後は、ニューヨークに進出しており、ジャズ・ミュージシャンとして活躍していたジョン・コルトレーンチャールズ・ミンガスレス・マッキャンカイ・ウィンディングブルー・ミッチェルらと共演した。

その後は、ニューヨークからロサンゼルスに移り、数多くのミュージシャンと共演。スタン・ケントンウェス・モンゴメリーカーメン・マクレエヒューバート・ロウズクインシー・ジョーンズなどジャズ及びフュージョン系ミュージシャンに限らず、バート・バカラックサミー・デイヴィスJr.、ダイアン・キャロル、スティーリー・ダンダスティ・スプリングフィールドマーヴィン・ゲイ等と共演。マーヴィン・ゲイのヒット作であるアルバム『ホワッツ・ゴーイン・オン』にも参加している[2]

1971年には自身初のリーダー作を発表。リーダーとしては、ポール・ハンフリーとクール・エイド・ケミストを結成。このバンドにはギタリストのデイヴィッド・T・ウォーカーも参加している。このバンドはシングルをヒットさせ、特に「クール・エイド」と「ファンキーLA」はチャートインを記録するヒットとなった[3]

ディスコグラフィ

リーダー・アルバム

  • 『クール・エイド』 - Paul Humphrey And The Cool-Aid Chemists (1971年、Lizard)
  • 『スーパーメロウ』 - Supermellow (1973年、Blue Thumb)
  • 『アメリカ、ウェイク・アップ』 - America, Wake Up (1974年、Blue Thumb)
  • 『ザ・ドラム・セッション』 - The Drum Session (1975年、Philips) ※with ルイ・ベルソン、シェリー・マンウィリー・ボボ
  • 『ザ・ドラム・セッション VOL.2』 - The Drum Session Vol. 2 (1977年、Philips) ※with ルイ・ベルソン、シェリー・マン、ウィリー・ボボ
  • Me and My Drums (1979年、Stanson)
  • Paul Humphrey Sextet (1981年、Discovery)

脚注

  1. ^ Paul Humphrey”. Discogs. 2022年11月13日閲覧。
  2. ^ (英語) Let's Get It On - Marvin Gaye | Credits | AllMusic, https://www.allmusic.com/album/lets-get-it-on-mw0000474663/credits 2022年11月13日閲覧。 
  3. ^ Paul Humphrey & the Cool Aid Chemists Songs, Albums, Reviews, Bio & More” (英語). AllMusic. 2022年11月13日閲覧。

外部リンク




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