ポロナ・ヘルツォグ
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/05 17:49 UTC 版)
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|---|---|---|---|---|
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ポロナ・ヘルツォグ
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| 基本情報 | ||||
| 国籍 | |
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| 出身地 | 同・マリボル | |||
| 生年月日 | 1991年1月20日(28歳) | |||
| 身長 | 182cm | |||
| 体重 | 70kg | |||
| 利き手 | 右 | |||
| バックハンド | 両手打ち | |||
| ツアー経歴 | ||||
| デビュー年 | 2006年 | |||
| ツアー通算 | 4勝 | |||
| シングルス | 2勝 | |||
| ダブルス | 2勝 | |||
| 生涯獲得賞金 | 3,208,255 アメリカ合衆国ドル | |||
| 4大大会最高成績・シングルス | ||||
| 全豪 | 2回戦(2010・15) | |||
| 全仏 | 3回戦(2010) | |||
| 全英 | 3回戦(2017) | |||
| 全米 | 2回戦(2011・14・15) | |||
| 4大大会最高成績・ダブルス | ||||
| 全豪 | 3回戦(2012) | |||
| 全仏 | 1回戦(2010-14) | |||
| 全英 | 1回戦(2010) | |||
| 全米 | 3回戦(2010・13) | |||
| 4大大会最高成績・混合ダブルス | ||||
| 全豪 | 1回戦(2012) | |||
| キャリア自己最高ランキング | ||||
| シングルス | 35位(2011年9月12日) | |||
| ダブルス | 56位(2011年1月31日) | |||
| 2019年1月8日現在 | ||||
ポロナ・ヘルツォグ(Polona Hercog, 1991年1月20日 - )は、スロベニア・マリボル出身の女子プロテニス選手。自己最高ランキングはシングルス35位、ダブルス56位。これまでにWTAツアーでシングルス2勝、ダブルス2勝を挙げている。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。身長182cm、体重70kg。
来歴
ヘルツォグは4歳からテニスを始める。2006年に15歳でプロに転向。2008年全仏オープンと2008年ウィンブルドン選手権のジュニア女子ダブルスでジェシカ・ムーア(オーストラリア)と組んで優勝している。2008年全米オープンで4大大会予選に初挑戦した。
2009年全仏オープンで予選を勝ち上がり4大大会に初出場。1回戦で第23シードのアリサ・クレイバノワ(ロシア)を 6-2, 4-6, 6-1 で破る殊勲を挙げた。2回戦でアラバン・レザイ(フランス)に 6-3, 4-6, 2-6 で敗れた。
2010年2月のアカプルコ大会では単複で決勝に進出し、ビーナス・ウィリアムズ(アメリカ)に 6–2, 2–6, 3–6 で敗れ準優勝となったが、バルボラ・ザフラボバ・ストリコバ(チェコ)と組んだダブルスでは決勝でサラ・エラニ&ロベルタ・ビンチ(イタリア)を 2–6, 6–1, [10–2] で破り初のタイトルを獲得した。全仏オープンでは1回戦で土居美咲(日本)を 6–3, 6–0 、2回戦で第24シードのルーシー・サファロバ(チェコ)を 6–1, 6–2 で破り3回戦に進出した。3回戦ではフラビア・ペンネッタ(イタリア)に 3–6, 0–6 で敗れた。現時点ではこのときの3回戦進出が4大大会の最高成績である。9月のソウル大会のダブルスでユリア・ゲルゲス(ドイツ)と組み2勝目を挙げた。
2011年7月のボースタード大会では決勝でヨハンナ・ラーション(スウェーデン)を 6–4, 7–5 で破りWTAツアーシングルス初優勝を果たした。翌週のパレルモ大会でも決勝に進出したが、 アナベル・メディナ・ガリゲス(スペイン)に 3–6, 2–6 で敗れ2週連続優勝を逃した。
ヘルツォグは2007年からフェドカップスロベニア代表として出場している。2010年の日本とのワールドグループII・プレーオフでは、クルム伊達公子には敗れたが森田あゆみに勝利している。スロベニアチームは4勝1敗で日本に勝利した[1]。2012年のワールドグループIIの日本戦ではクルム伊達公子と森田あゆみの双方に敗れ、スロベニアチームは0勝5敗で日本に敗退した[2]。
2012年7月のボースタード大会では決勝でマチルド・ヨハンソンを 0–6, 6–4, 7–5 で破り大会連覇を果たした。ロンドン五輪でオリンピックに初出場した。シングルス1回戦でスペインのマリア・ホセ・マルティネス・サンチェスに 2-6, 4-6 で敗れた。2016年8月のリオ五輪で2大会連続のオリンピックに出場したが1回戦で金メダルを獲得したモニカ・プイグに 3-6, 2-6 で敗れた。
WTAツアー決勝進出結果
シングルス: 5回 (2勝3敗)
| 大会グレード | |
|---|---|
| 2008年以前 | 2009年以後 |
| グランドスラム (0–0) | |
| WTAファイナルズ (0–0) | |
| ティア I (0–0) | プレミア・マンダトリー (0-0) |
| プレミア5 (0-0) | |
| ティア II (0–0) | プレミア (0–0) |
| ティア III (0–0) | インターナショナル (2-3) |
| ティア IV & V (0–0) | |
| 結果 | No. | 決勝日 | 大会 | サーフェス | 対戦相手 | スコア |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 準優勝 | 1. | 2010年2月27日 | クレー | 6–2, 2–6, 3–6 | ||
| 優勝 | 1. | 2011年7月9日 | クレー | 6–4, 7–5 | ||
| 準優勝 | 2. | 2011年7月17日 | クレー | 3–6, 2–6 | ||
| 優勝 | 2. | 2012年7月22日 | クレー | 0–6, 6–4, 7–5 | ||
| 準優勝 | 3. | 2018年4月29日 | クレー | 4–6, 6–3, 3–6 |
ダブルス: 3回 (2勝1敗)
| 結果 | No. | 決勝日 | 大会 | サーフェス | パートナー | 対戦相手 | スコア |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 準優勝 | 1. | 2008年5月24日 | クレー | 1–6, 2–6 | |||
| 優勝 | 1. | 2010年2月28日 | クレー | 2–6, 6–1, [10–2] | |||
| 優勝 | 2. | 2010年9月26日 | ハード | 3–6, 4–6 |
4大大会シングルス成績
- 略語の説明
| W | F | SF | QF | #R | RR | Q# | LQ | A | WG | Z# | PO | SF-B | S | G | NMS | NH |
W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加
WG=デビスカップワールドグループ, Z#=デビスカップ地域ゾーン, PO=デビスカッププレーオフ, SF-B=オリンピック銅メダル, S=オリンピック銀メダル, G=オリンピック金メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, NH=開催なし.
| 大会 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 通算成績 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 全豪オープン | A | A | 2R | 1R | 1R | 1R | 1R | 2R | 1R | A | 1R | 2–9 |
| 全仏オープン | A | 2R | 3R | 2R | 1R | LQ | 2R | 2R | 2R | LQ | 1R | 7–9 |
| ウィンブルドン | A | LQ | 1R | 2R | 1R | LQ | 2R | 1R | 1R | 3R | 1R | 4–9 |
| 全米オープン | LQ | 1R | 1R | 2R | 1R | 1R | 2R | 2R | 1R | LQ | 1R | 3–10 |
脚注
外部リンク
- ポロナ・ヘルツォグのページへのリンク