ポプラ賞とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ポプラ賞の意味・解説 

ポプラ賞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/03 14:42 UTC 版)

ポプラ賞
開催国 日本
主催者 帯広市
競馬場 帯広競馬場
第1回施行日 1979年8月5日
2025年の情報
距離 ばんえい200m
格付け BG3
賞金 1着賞金180万円[1]
出走条件 4・5歳
負担重量 別定2-b
出典 [2]
テンプレートを表示

ポプラ賞(ポプラしょう)は、帯広市帯広競馬場で開催するばんえい競馬重賞競走である。

2011年よりとかちマッシュ鎌田醤油の関連会社「鎌田商事」によるキノコのブランド)の名称を冠した「とかちマッシュ杯 ポプラ賞」と称している[3]

概要

4・5歳(現3・4歳)馬による競走として1979年に創設[4]。年明けの施行の場合は明け4・5歳馬による競走となる。ばんえい競馬において初めて、出走馬の決定にファン投票を導入した競走である[注 1][4]

1996年度ならびに1998年度以降は年明けに施行されている。またこのため、1997年は2回施行され、1996年と1998年は施行されなかった[5]

2008年から2010年は特別競走に格下げして施行された(2011年に重賞競走に再度格上げ)[4]。うち2009年から2010年は北海道放送(HBC)の名称を冠した「HBC杯 ポプラ賞」と称された[6][7]

2012年までは、4・5歳馬のそれぞれでトライアル競走を実施し出走馬を選抜する方式が導入されていた[4][注 2]。2013年より、当該年度の4歳・5歳(年明け前は3歳・4歳)の馬齢限定重賞[注 3]を勝利した馬を優先して選抜し、それ以外は通算収得賞金順に4歳・5歳馬各5頭となるように選抜するものとした[4]

1989年までは岩見沢競馬場で開催され、その後旭川北見で1度ずつ開催したのち、1992年より帯広競馬場での開催に固定された。

競走条件

以下の内容は、2025年(2024年度)現在のもの。

  • 出走資格:4・5歳オープン
  • ばんえい重量:別定2-b、オープン770kg、一重量格ごとに10kg加減。オープン馬は本年度収得賞金280万円につき10kg増[2]

賞金

2025年(2024年度)の賞金額は、1着180万円、2着68万4000円、3着39万6000円、4着21万6000円、5着14万4000円[1]

歴代優勝馬

馬齢表記は2000年までが旧表記、2001年以降は現表記。

出走可能な馬の馬齢は、4月から12月の施行の場合は4歳・5歳(旧表記)、1月から3月の施行の場合は5歳・6歳(旧表記)/4歳・5歳(新表記)。

回次は特別競走としての施行時(第29回から第31回)も通算している。

回数 施行日 開催地 天候 馬場
水分
優勝馬 性齢 ばんえい
重量
タイム 優勝騎手 管理調教師
第1回 1979年8月5日 岩見沢 0.0 リユウタカラ 牡4 750 2:17.7 木村卓司 木村卓司
第2回 1980年11月2日 岩見沢 2.0% マルトダンサー 牡4 780 1:52.6 水上勲 光富駿一
第3回 1981年8月16日 岩見沢 1.3% ハイスピード 牡4 760 2:10.6 久田守 大野
第4回 1982年7月25日 岩見沢 1.6% リユウハヤテ 牡5 740 2:17.0 岩本利春 中西
第5回 1983年8月14日 岩見沢 0.3% パワスキー 牡5 720 2:06.0 久田守 鵜沼武
第6回 1984年10月10日 岩見沢 1.3% クロタカ 牡5 770 2:23.4 久田守 林正男
第7回 1985年8月11日 岩見沢 0.3% タニノヒメリユー 牝5 720 2:34.7 千葉均 坂本東一
第8回 1986年8月10日 岩見沢 0.8% ナイスヒメ 牝5 730 2:48.5 宮崎正徳 中坪
第9回 1987年7月5日 岩見沢 0.6% ホマレカツプ 牡5 760 2:30.1 木村卓司 大野
第10回 1988年7月3日 岩見沢 0.4% チカラトウシヨウ 牡5 760 2:32.0 久田守 前原芳郎
第11回 1989年10月1日 岩見沢 2.3% キタノハヤブサ 牡5 730 2:10.4 金山明彦 鈴木邦哉
第12回 1990年10月7日 旭川 0.4% イシノクイン 牝5 690 2:58.8 木村卓司 長部幸光
第13回 1991年11月23日 北見 1.7% ダイヤテンリユウ 牡5 780 2:35.7 久田守 松井浩
第14回 1992年12月6日 帯広 2.3% キクコトブキ 牝5 720 2:45.5 岩本利春 服部義幸
第15回 1993年12月19日 帯広 2.9% ダイヤマックイーン 牝5 750 1:36.2 松井浩文 松井浩
第16回 1994年12月23日 帯広 2.7% コーネルトップ 牡5 790 2:18.1 岩本利春 三浦孝幸
第17回 1995年12月23日 帯広 5.4% リキミドリ 牡5 790 2:00.5 大河原和雄 服部義幸
第18回 1997年1月3日 帯広 5.8% グレイトジャイナー 牡6 780 1:53.0 坂本東一 梨本照夫
第19回 1997年12月28日 帯広 2.7% シマヅショウリキ 牡5 790 2:12.4 藤野俊一 水上勲
第20回 1999年1月4日 帯広 2.3% サカノタイソン 牡6 780 1:55.0 藤本匠 西邑春夫
第21回 2000年1月4日 帯広 2.8% キタノキング 牡6 780 1:49.2 松田道明 前原和信
第22回 2001年1月3日 帯広 1.4% キタノアグリ 牝5 770 2:10.4 坂本東一 鵜沼武
第23回 2002年1月2日 帯広 3.0% スミヨシセンショー 牡5 810 2:02.6 藤野俊一 今井茂雅
第24回 2003年1月1日 帯広 3.3% ミドリショウリ 牡5 790 2:15.7 松井浩文 古田覺造
第25回 2004年1月3日 帯広 3.0% キングシャープ 牡5 810 2:08.5 尾ヶ瀬馨 尾ケ瀬富雄
第26回 2005年1月3日 帯広 3.3% スターエンジェル 牝5 750 2:39.6 藤野俊一 大友栄人
第27回 2006年2月12日 帯広 3.2% ニシキダイジン 牡5 780 2:29.6 鈴木恵介 小林勝二
第28回 2007年2月11日 帯広 5.5% スーパーロイヤル 牡5 790 2:16.6 藤本匠 皆川公二
第29回 2008年1月13日 帯広 4.2% ツジノコウフク 牡5 715 2:07.0 尾ヶ瀬馨 岡田定一
第30回 2009年2月15日 帯広 4.9% コーネルフジ 牡5 735 1:41.3 松田道明 松井浩文
第31回 2010年2月15日 帯広 2.4% キンセイモン 牡5 735 1:57.2 尾ヶ瀬馨 尾ケ瀬富雄
第32回 2011年3月20日 帯広 0.5% トレジャーハンター 牡4 740 2:14.6 鈴木恵介 金田勇
第33回 2012年3月18日 帯広 1.3% タケノビジン 牝5 720 2:00.6 安部憲二 今井茂雅
第34回 2013年3月17日 帯広 2.1% ニュータカラコマ 牡5 770 1:50.6 藤野俊一 松井浩文
第35回 2014年3月16日 帯広 2.1% オレノココロ 牡4 750 2:01.1 鈴木恵介 槻舘重人
第36回 2015年3月15日 帯広 2.7% ナナノチカラ 牝5 750 2:14.0 工藤篤 小北栄一
第37回 2016年3月13日 帯広 1.6% センゴクエース 牡4 790 1:50.8 鈴木恵介 槻舘重人
第38回 2017年3月12日 帯広 1.3% センゴクエース 牡5 800 1:53.4 鈴木恵介 槻舘重人
第39回 2018年3月11日 帯広 1.8% マルミゴウカイ 牡5 800 2:08.9 藤本匠 槻舘重人
第40回 2019年3月10日 帯広 0.5% メジロゴーリキ 牡5 790 2:09.6 西謙一 松井浩文
第41回 2020年3月15日 帯広 1.7% アオノブラック 牡4 780 2:01.4 西謙一 金田勇
第42回 2021年3月13日 帯広 1.2% アオノブラック 牡5 820 2:03.4 藤野俊一 金田勇
第43回 2022年3月13日 帯広 2.4% オーシャンウイナー 牡4 790 1:58.7 菊池一樹 中島敏博
第43回 2023年3月12日 帯広 2.3% ヘッチャラ 牡4 790 1:43.1 島津新 鈴木邦哉
第44回 2024年3月10日 帯広 1.8% クリスタルコルド 牡5 780 1:55.4 西謙一 西弘美
第45回 2025年3月2日 帯広 1.2% マルホンリョウユウ 牡5 780 2:05.1 鈴木恵介 金田勇

脚注・出典

注釈

  1. ^ 本競走でのファン投票は1991年をもって廃止され、現在はばんえいグランプリが出走馬の決定にファン投票を採用している。
  2. ^ トライアル競走導入時期については明示がなかったものの、2009年の競走は「勝入」[6]、2010年の競走は「オープン決勝」[7]とあるため(2008年は単に「オープン」と記載[8])、遅くとも2009年には導入されている。
  3. ^ 4歳(年明け前は3歳)馬限定重賞はばんえい大賞典ばんえい菊花賞ばんえいオークスばんえいダービー、5歳(年明け前は4歳)馬限定重賞は柏林賞銀河賞クインカップ天馬賞、両方を対象とした重賞ははまなす賞がある。

出典

  1. ^ a b 令和6年度 帯広市 第24回 ばんえい競馬 5日目 出走表” (PDF). ばんえい十勝. 2025年3月1日閲覧。
  2. ^ a b 帯広市ばんえい競馬番組 2024年度第24回”. ばんえい十勝. 2025年3月1日閲覧。
  3. ^ 第32回 とかちマッシュ杯ポプラ賞4・5歳オープン別定”. 地方競馬情報サイト. 地方競馬全国協会. 2014年2月27日閲覧。
  4. ^ a b c d e 【第36回ポプラ賞】レースの歴史”. ばんえい十勝オフィシャルサイト. 2015年3月14日閲覧。
  5. ^ ポプラ賞 歴代優勝馬”. 地方競馬情報サイト. 地方競馬全国協会. 2014年2月27日閲覧。
  6. ^ a b HBC杯 第30回ポプラ賞 勝入別定4・5歳オープン”. 地方競馬情報サイト. 地方競馬全国協会. 2014年2月27日閲覧。
  7. ^ a b HBC杯第31回ポプラ賞4・5歳オープン決勝別定”. 地方競馬情報サイト. 地方競馬全国協会. 2014年2月27日閲覧。
  8. ^ 第29回 ポプラ賞 4・5歳オープン”. 地方競馬情報サイト. 地方競馬全国協会. 2014年2月27日閲覧。

各回競走結果の出典

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ポプラ賞」の関連用語

ポプラ賞のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ポプラ賞のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのポプラ賞 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS