ボード線図の作図法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/27 06:16 UTC 版)
ボード線図の考え方の中心は、次の形式の関数 f ( x ) = A ∏ ( x + c n ) a n {\displaystyle f(x)=A\prod (x+c_{n})^{a_{n}}} の対数を極と零点の対数の総和として考えるという点にある。 log ( f ( x ) ) = log ( A ) + ∑ a n log ( x + c n ) {\displaystyle \log(f(x))=\log(A)+\sum a_{n}\log(x+c_{n})} この考え方は特に位相線図を描く方法に明示的に使われている。ゲイン線図の作図法は暗黙のうちにこの考え方を使っているが、極と零点の振幅の対数は常に零点を起点とし、漸近的変化も一種類(直線)しかないため、作図法は単純化できる。
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