ペーパー‐ジャム【paper jam】
読み方:ぺーぱーじゃむ
⇒ジャム
ペーパージャム
【英】paper jam
ペーパージャムとは、プリンタなどに用紙が詰まってしまうことである。「ジャム」(jam)はもともと「むりやり詰め込む」などという意味である。
ペーパージャムは、プリンタやスキャナ、コピー用紙など、用紙を内部に取り込んで印刷を行ってから排出する仕組みの機器で発生する。用紙の端が折れ曲がっていたりシワになっていたり、挿入する角度が傾いていたりすると、ギアが用紙を噛んだりして、ペーパージャムを起こしやすい。ペーパージャムが発生すると用紙が排出できなくなる。しかし次の用紙は内部に送られ続けるので、機器の内部は紙がどんどんたまっていく。プリンタなどの機器は内部が開けるようになっているので、手で詰まった紙を取り除けばペーパージャムを解消することができる。
紙づまり
(ペーパージャム から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/06/27 22:35 UTC 版)
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紙づまり(紙詰まり かみづまり)とは、プリンターや複写機などで、紙が正常に給紙又は排出されず、装置の部品などに引っ掛かる等して、印刷ができなくなる状態を指す。ペーパージャムとも呼ばれる。
原因
- 曲がった用紙、折れた用紙、品質の悪い用紙などを使用した。
- テスト印刷・(他人に見せるものではない)個人的メモの印刷などの為に、チラシの裏紙などを使用して印刷したりすると、発生する可能性が高い。
- 湿気を含んだ用紙を使用すると、紙送りが正常に稼動しない場合がある。
- また、使いかけのシールラベルを何度もプリンタに入れて印刷しようとしたり、本来プリンタ用として製造・販売されていないシールラベル(特にシールがない部分が剥離紙だけになっているもの)をプリンタに入れて印刷しようとしたりすると、剥離紙がツルツルしている故に用紙がローラー上で滑って給紙に失敗してしまったり、中でシールが剥がれて部品にくっついてしまい、紙づまりが発生することもある。
- 装置の内部が汚れている。
- 装置の給紙ローラー、排出ローラーなどが汚れていると、その汚れの粘着力で用紙がくっついてしまう事がある。
- 装置が消耗している場合、装置に障害がある場合。
- 装置にトラブルがある場合、当然給紙や用紙の排出に問題が起きる可能性は高くなる。
- 給紙ローラーがゴム仕様の場合、摩滅し正常に紙送りできなくなる場合がある。
- 用紙の装填の仕方が悪い場合。
- 用紙はきちんとさばいて、揃えて真っすぐ入れる必要があり、用紙をズレたまま使用したり、稼働中に紙を追加したりすると、給紙に失敗して発生することがある。
対処法・予防法
- 品質の悪い紙は使用しない。
- たとえ個人用のメモ目的やテスト印刷であっても、あまりにもひどい紙は除き、チラシの裏紙などを再利用する場合は、プリンタで使用するのに不適切な厚さのもの、曲がったり折れたり、パンチ穴が空いていたり、ホッチキス止めされた形跡のある紙などは使わないようにする。
- 装置の内部は時々掃除する。
- エアダスターなどを使用して定期的に装置内部、特にローラー部分を清掃する。家電量販店などで、装置の中に通してローラーを掃除する用紙(クリーニングシート)が販売されている。
- 異常を感じた場合は、修理を依頼する。
- 異常があるのにそのまま使用すると、紙づまりがひどくなったり、詰まった紙が破れて取れない所に入り込んだり、他の故障を引き起こしたりする可能性もある。
- 用紙はきちんとさばいて、揃えて入れ、厚さや種類の違う紙を混ぜて使用しない。
関連項目
外部リンク
- ペーパージャムのページへのリンク