ペンシルベニア駅への乗り入れ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/29 01:42 UTC 版)
「メトロノース鉄道」の記事における「ペンシルベニア駅への乗り入れ」の解説
現在、メトロノースのイースト・オブ・ハドソンの3路線はニューヨークのターミナルとしてグランド・セントラル駅を使用している。ニューヨークにはもう一つの巨大なターミナル駅としてペンシルベニア駅(Pennsylvania Station)があり、ここにハドソン線とニューヘイブン線の一部列車を乗り入れさせる計画である。 メトロノースではペンシルベニア駅への乗り入れを数十年前から検討していたが、駅構内の容量が足りないために今まで実現を見送ってきた。ペンシルベニア駅に乗り入れている会社の一つにロングアイランド鉄道(LIRR)があるが、この鉄道は新たなターミナル駅としてグランド・セントラル駅までの新線を作り、同駅へ乗り入れる計画、イースト・サイド・アクセス(East Side Access)がある。この計画で、LIRRの一部列車がグランド・セントラル駅発着になるとペンシルベニア駅の容量に余裕が出るために、逆にメトロノースの一部列車をペンシルベニア駅発着にするというものである。 対象となるハドソン線とニューヘイブン線はいずれも並走するアムトラックの路線に乗り入れることで新線の建設を伴わずに、ペンシルベニア駅へ達することが可能であり、前者はリバーデール駅(Riverdale)付近からのウエストサイド貨物線(現在、貨物線としての役目は終えてエンパイア・コネクションとも)経由で、後者はニューロシェル駅から北東回廊経由となる。どちらの路線でも途中にいくつかの新駅が設置されることになっている。
※この「ペンシルベニア駅への乗り入れ」の解説は、「メトロノース鉄道」の解説の一部です。
「ペンシルベニア駅への乗り入れ」を含む「メトロノース鉄道」の記事については、「メトロノース鉄道」の概要を参照ください。
- ペンシルベニア駅への乗り入れのページへのリンク