ペルソナ

大車林

ペルソナ

英語 Persona

人、個人を表すラテン語からとった車名。1988年10月に初代モデルを発売、モデルチェンジなしで終わった。

4ドア、ピラーレス・ハードトップのスペシャリティカーで、細かいところまでデザインとつくりにこだわったクルマだった。マツダ車は概して骨太で、男性向きと感じられるものが多かったが、ペルソナはその点では、やさしいクルマに仕上がっていた。シャシーはカペラ(4代目)から流用したFFタイプで、エンジンは1.8L・SOHC・12バルブ・97psと2L・DOHC・16バルブ・140psを搭載。が、90年3月のマイナーチェンジで1.8LエンジンもDOHCに換装し、同時に外板色の追加、運転席のパワー化、ABSのセットオプション設定などを実施したが、91年4月までの命だった。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。