ペリフェラルデバイスのレジスタ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 16:17 UTC 版)
「レジスタ (コンピュータ)」の記事における「ペリフェラルデバイスのレジスタ」の解説
ペリフェラルデバイスのレジスタは、ペリフェラル(プログラマブル・カウンタや割り込み制御、シリアル通信ポートなどのハードウェア)の動作を設定したり、動作状況を読み出したりするためのレジスタである。これらのレジスタは上記のプロセッサ内のレジスタとは異なり、プロセッサからアクセスできるアドレス空間の一部に配置される。プロセッサの種類によってはメモリ空間とは別にI/O空間というアドレス空間が存在し、レジスタはここに配置される。I/O空間を持たないプロセッサの場合はメモリ空間にレジスタを配置して利用し、このことをメモリマップドI/Oと言う。レジスタの各ビットの動作や配置はペリフェラルデバイス毎に異なり、ハードウェアの動作をよく理解して操作する必要がある。 組み込み機器用のマイクロコントローラの場合、プロセッサだけでなく多数のペリフェラルデバイスも同一のチップ内に納められており、多くのレジスタがマイクロコントローラ内に存在する。
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