ペニシリウムとは? わかりやすく解説

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ペニシリウム(属) [Penicillium]

 真菌の中の不完全菌類含まれる1属で、湿気のある場所で食品(果物野菜、餅、パンなど)によく生える、いわゆる青かびその1種である。形態的には隔壁のある無色分岐した長い菌糸をもち、分生芽胞柄は分岐するものと分岐しないものがある。その先端に箒状(ペニシラス)の形があり、その先に更子、さらに分生芽胞(分生子)がつくられる。分生芽胞の色は菌種によって違い青緑色緑色黄色黄褐色褐色などである。分生芽胞青緑色のペニシリウムが青かびである。抗生物質ペニシリン産生するペニシリウム・ノタトウム(P.natatum)やカマンベール・チーズ熟成利用されているペニシリウム・カマンベルチ(P.camamberti)などがよく知られている。


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