プログラミング言語による対策
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/06/03 15:32 UTC 版)
「メモリリーク」の記事における「プログラミング言語による対策」の解説
プログラミング言語によってはメモリ解放をコンピューター(仮想マシン、フレームワークなどのシステム側)に委ねるガベージコレクションが取り入れられており、メモリリークが起きにくくなっている。ガベージコレクションを言語組込みの機能として持つ言語には、LispやJava、C#(VB.NETなどの.NET言語はすべて該当)、Objective-C(バージョン2.0以降)、PHP、Pythonなどがある。 一方でCのようなガベージコレクションが組み込まれていないプログラミング言語では、メモリリークが起きないように注意深くプログラムを設計する必要がある。C++においてはガベージコレクションこそないものの、デストラクタや所有権などの機能・概念 (RAII) により、ほぼ同等の機構が実現できる。これは後述のリソースリークにも適用できる。
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