プチスポット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/07 09:51 UTC 版)
プチスポットは、2006年に報告された、太平洋プレート北西部で発見された新種の火山。単一のプレート中の応力場の変化によるプレート直下のアセノスフェアである上部マントルが溶融して生じたことが示唆されている。中央海嶺やホットスポットからは離れており、それらの成因となるマントルプルームの影響を受けていない[1]。
- ^ a b c d e f g h i j k l 平野直人「プチスポット形成過程と沈み込むリソスフェアへのインプット」『地学雑誌』第126巻第2号、2017年、195-206頁、doi:10.5026/jgeography.126.195。
- ^ “日本火山の会・火山学最前線レポート・新種の火山を発見~プチスポット火山~プチスポット火山とは??”. kazan-net.jp. 日本火山の会. 2019年2月12日閲覧。
- ^ a b c d 平野直人、阿部なつ江、町田嗣樹、山本順司「プチスポット火山から期待される海洋リソスフェアの包括的理解と地質学の新展開-超モホール計画の提案-」『地質学雑誌』第116巻第1号、2010年、1-12頁、doi:10.5575/geosoc.116.1。
- ^ 小原泰彦、加藤幸弘、吉田剛「大陸棚調査が明らかにした日本南方海域海底の地球科学的特徴」『地学雑誌』第124巻第5号、2015年、687-709頁、doi:10.5026/jgeography.124.687。
- 1 プチスポットとは
- 2 プチスポットの概要
- 3 外部リンク
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