ブンザイ

デジタル大辞泉

ぶん‐ざい【分際】

読み方：ぶんざい

《古くは「ぶんさい」とも》

１ 身分・地位の程度。身のほど。分限。大した身分でもないのに、という軽蔑(けいべつ)の気持ちを込めて用いることが多い。「学生の—でぜいたくだ」

２ それぞれに応じた程度。ほど。

「我が—を知りて、その果報の程にふるまはば」〈沙石集・一〇本〉

３ 分量。数量。

「ここにて敵の—を問ふに」〈太平記・三六〉

ぶん‐ざい【文材】

読み方：ぶんざい

文章を書くのに用いる材料。

歴史民俗用語辞典

分際

読み方：ブンザイ（ｂｕｎｚａｉ）

かぎり、分限、転じて身のほど、身分、さらに分量・数量。