ブレイクと転落
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 18:47 UTC 版)
ブレイク時の有吉の月収は、最高で2000万円に達していた。しかし有吉は「ブームはそう長くは続かない」と考えて、毎月の生活費を抑え貯蓄に励んだ。貯蓄は最高時で7000万円に達したが、税金の支払いなどで残ったのは約4000万円だった。 その後、有吉の予想通りに仕事の量は減少。毎月100万円だった給料も歩合制と化し、月収7万円から8万円もしくはゼロとなっていった。しかしながらブレイク時の収入を貯蓄していた有吉は、貯蓄を切り崩すことで不遇の時期を乗り切っていった。有吉は当時を振り返り、「このような倹約があったからこそ、不遇の時代を借金することなしに過ごすことができた。そうでなければ、恐らくホームレスに転落していた」「この貯蓄があったから踏みとどまれた」などと述懐している。なお約4000万円あった貯蓄は、7~8年後には数百万円程度まで減少していた。 しかしながら有吉は転落してしまったことを非常にストレスだと考え、相当に思い詰めていた。収入が少ないにも拘らず、人から蔑まれるのが苦痛でアルバイトなどもできなかったため当時は自殺も過ぎったとのこと。芸事の方向性も迷走し、有吉は漫画用具一式を購入して漫画家を志しかけたり、一物を切り落としてオネエタレントとして再起を図ろうとしたり、AV男優へ転身しようかと考えたこともあった。
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