ブルン・C91とは? わかりやすく解説

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ブルン・C91

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/16 16:13 UTC 版)

ブルン・C91
カテゴリー グループC
コンストラクター ブルン・モータースポーツ
デザイナー スティーブ・リッジス
主要諸元
シャシー カーボンファイバー モノコック
サスペンション(前) ダブルウィッシュボーン プッシュロッド
サスペンション(後) ダブルウィッシュボーン プッシュロッド
全長 4,800 mm
全幅 2,000 mm
全高 1,020 mm
ホイールベース 2,845 mm
エンジン ジャッド・EV 3,496 cc V8 NA ミッドシップ
トランスミッション ロニ・エンジニアリング 6速 MT
重量 750 kg
タイヤ 横浜ゴム
主要成績
チーム ブルン・モータースポーツ
ドライバー オスカー・ララウリ
出走時期 1991年
コンストラクターズタイトル 0
ドライバーズタイトル 0
通算獲得ポイント 0
初戦 1991年ニュルブルクリンク430km
最終戦 1991年オートポリス430km
出走 優勝 表彰台 ポール Fラップ
4 0 0 0 0
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ブルン・C91(Brun C91)はブルン・モータースポーツSWC参戦用に1991年に開発・製作したグループC仕様のスポーツプロトタイプカーである。

概要

ブルンは、1991年度からNA3.5リッターエンジンに規定変更し1992年度からターボエンジンが不許可になるSWC参戦用にC91を開発・製作した。

デザインはスティーブ・リッジスが担当した。シャシーはカーボン製のモノコックに、プッシュロッド式のダブルウィッシュボーン・サスペンションと当時の標準的なもので、モノコックの製作はアドバンスト・コンポジット社に発注し、エンジンはV8ジャッド・EVを使用した。

1991年シーズンのSWCカーはジャガー・XJR-14プジョー・905メルセデスベンツ・C291のいずれもがサイドラジエーターであったが、C91はフロントにラジエーターを搭載していた。

ブルンは、C91をIMSAを含めた他チームに販売することを考えていた。C91はターボエンジンを含め、様々なエンジンを搭載できるよう設計されており、サイドラジエーター化やインタークーラーの装備も可能であった[1]

C91は1991年のSWC第5戦ニュルブルクリンクで実戦デビューした。しかしマシントラブルを起こし予選不通過に終わった。その後のマニクールメキシコオートポリスでのレースでもリタイアに終わった。

1992年のSWCにブルンはエントリーをしなかったため、C91は1991年に4レースを走っただけで退役した。

脚注

  1. ^ オートスポーツ No.588、p.47、1991年、三栄書房

関連項目




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