ブランドン・クラークとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ブランドン・クラークの意味・解説 

ブランドン・クラーク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/04 01:50 UTC 版)

ブランドン・クラーク
Brandon Clarke
メンフィス・グリズリーズでのクラーク
(2020年)
メンフィス・グリズリーズ  No.15
ポジション PF / C
所属リーグ NBA
基本情報
国籍 カナダ
アメリカ合衆国
生年月日 (1996-09-19) 1996年9月19日(28歳)
出身地 ブリティッシュコロンビア州バンクーバー
身長 203cm (6 ft 8 in)
体重 98kg (216 lb)
ウィングスパン 203cm  (6 ft 8 in)[1]
キャリア情報
高校 デザート・ビスタ高等学校英語版
大学 サンノゼ州立大学
ゴンザガ大学
NBAドラフト 2019年 / 1巡目 / 全体21位[1]
プロ選手期間 2019年–現在
経歴
2019- メンフィス・グリズリーズ
受賞歴
Stats  Basketball-Reference.com
Stats  NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten

ブランドン・クラークBrandon Clarke, 1996年9月19日 - )は、カナダブリティッシュコロンビア州バンクーバー出身のプロバスケットボール選手。NBAメンフィス・グリズリーズに所属している。ポジションはパワーフォワードまたはセンター

経歴

カナダブリティッシュコロンビア州バンクーバーでカナダ人の母、ジャマイカ人の父の間に生まれ、3歳の時にアリゾナ州フェニックスに移住した[2]。フェニックスのデザート・ビスタ高等学校英語版に入学し[3]、2015年に優勝し、地方新聞アリゾナ・リパブリック紙で、オール・アリゾナに選ばれた[4]

カレッジ

サンノゼ州立大学で2シーズンプレーし、1年次にマウンテン・ウェスト・カンファレンス英語版で、平均10.1得点、7.3リバウンドを記録し、シックスマン賞を受賞した。2年次には、平均17.3得点、8.7リバウンド、2.6ブロック、2.3アシストを記録し、オール・マウンテン・ウェストの1st.チームと、オール・ディフェンシブ・チームに選出された。2シーズンの後、ゴンザガ大学ブルドッグスに転校した[5]。 3年次に、ウェスト・コースト・カンファレンスの新人賞、最優秀守備選手賞、オール・ウェスト・コースト1stチームに選ばれた。カンファレンスで新人賞、最優秀守備選手賞を同時受賞したは初めての選手となった[6]スポーティングニュース紙のオール・アメリカン3rd.チームにも選ばれた。 2019年3月23日、NCAAトーナメント戦で、キャリアハイとなる 36得点を挙げる傍ら、8リバウンド、5ブロック、3アシストを記録し、シャキール・オニールデビッド・ロビンソンに続き、NCAAトーナメントで35得点以上で、5ブロックを記録した3人目の選手となった[7]。NCAAトーナメントのチーム得点記録もアダム・モリソンを抜き歴代1位となった[8]

NBAキャリア

メンフィス・グリズリーズ

2019年のNBAドラフトにて全体21位でオクラホマシティ・サンダーに指名された。2019年7月7日、ダリアス・ベイズリー、将来のドラフト2巡目指名権との引き換えに、メンフィス・グリズリーズにトレードされた[9]。2019年のNBAサマーリーグでは4回のダブル・ダブルを記録するなど、MVPに選出された[10]。2019年10月23日、NBAデビューとなったマイアミ・ヒート戦で、ベンチ出場から8得点、7リバウンド、1アシスト・1ブロックを記録したが、チームは101-120で敗北した[11]。1年目の2019-20シーズンは、58試合(4先発)に平均22.4分の出場で12.1得点、5.9リバウンド、1.4アシスト、0.6スティール、0.8ブロックなどを記録し、オールルーキー1stチームを受賞した(新人王ジャ・モラント)。

4年目の2022-23シーズン、2023年3月3日のデンバー・ナゲッツ戦で左足アキレス腱断裂の重傷を負って、シーズン終了となった[12]

個人成績

略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック  PPG  平均得点  太字  キャリアハイ
  リーグリーダー

NBA

レギュラーシーズン

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2019–20 MEM 58 4 22.4 .618 .359 .759 5.9 1.4 .6 .8 12.1
2020–21 59 16 24.0 .517 .260 .690 5.6 1.6 1.0 .9 10.3
2021–22 64 1 19.5 .644 .227 .654 5.3 1.3 .6 1.1 10.4
2022–23 56 8 19.5 .656 .167 .723 5.5 1.3 .6 .8 10.0
2023–24 6 1 22.4 .559 .167 .143 5.3 1.5 .8 1.0 11.3
2024–25 64 18 18.9 .621 .059 .701 5.1 1.0 .8 .6 8.3
通算 307 48 20.8 .606 .266 .698 5.5 1.3 .7 .8 10.2

プレーオフ

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2021 MEM 2 0 4.5 .500 --- --- .5 .0 .0 .5 1.0
2022 12 0 24.7 .615 .000 .667 7.0 2.0 .8 .8 12.3
通算 2 0 4.5 .500 .000 .000 .5 .0 .0 .5 1.0

カレッジ

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2015–16 サンノゼステート 31 3 23.5 .634 .167 .561 5.6 1.5 .7 1.2 8.8
2016–17 30 30 31.9 .592 .333 .572 8.7 2.3 1.2 2.6 17.3
2018–19 ゴンザガ 37 36 28.1 .687* .267 .694 8.6 1.9 1.2 3.1 16.9
通算 98 69 27.8 .639 .250 .618 7.7 1.9 1.0 2.3 14.5

脚注

  1. ^ brandon-clarke”. nbadraft.net (2022年2月26日). 2021年6月22日閲覧。
  2. ^ West Coast Conference - Crumpacker: Brandon Clarke Bolstering Bulldogs”. wccsports.com. 2019年4月9日閲覧。
  3. ^ Prehm, Matt (2017年8月24日). “Oregon makes final three for big-time basketball transfer”. 247Sports. https://247sports.com/college/oregon/Bolt/Oregon-makes-final-three-for-big-time-basketball-transfer-106469710/ 2018年9月27日閲覧。 
  4. ^ SJSUSpartans.com - Brandon Clarke Bio - San Jose State University Official Athletic Site Men's Basketball”. en:San Jose State Spartans. 2018年9月27日閲覧。
  5. ^ Brandon Clarke -2017-18 Men's Basketball Roster - Gonzaga University”. GoZags. 2018年9月27日閲覧。
  6. ^ "WCC Announces 2018-19 Men's Basketball All-Conference Team" (Press release). West Coast Conference. 5 March 2019. 2019年3月5日閲覧
  7. ^ https://twitter.com/JeffFaraudo/status/1109628490096078849
  8. ^ https://twitter.com/marchmadness/status/1109628219098099712
  9. ^ Grizzlies acquire draft rights to Brandon Clarke from Thunder Memphis trades draft rights to Darius Bazley and future second round draft pick to Oklahoma City; Grizzlies sign Clarke to multi-year contract”. NBA.com (2019年7月7日). 2019年7月7日閲覧。
  10. ^ “Clarke stakes Grizzlies to summer league crown”. Associated Press. (2019年7月15日). https://global.espn.com/nba/story/_/id/27199181/clarke-stakes-grizzlies-summer-league-crown 2019年7月16日閲覧。 
  11. ^ Butler misses Miami debut, Heat beat Grizzlies 120-101”. ESPN (2019年10月23日). 2019年10月23日閲覧。
  12. ^ ナゲッツ戦で負傷退場したブランドン・クラーク…アキレス腱断裂で今季の欠場が発表”. バスケットボールキング. フロムワン (2023年3月5日). 2023年3月5日閲覧。

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ブランドン・クラーク」の関連用語

ブランドン・クラークのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ブランドン・クラークのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのブランドン・クラーク (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS